断崖絶壁・竜山ハイキング【兵庫県高砂市】
- 投稿者
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好日山荘スタッフ
なんば店
- 日程
- 2016年02月12日 (金)~2016年02月12日 (金)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- JR宝殿駅(30分)竜山登山道入り口(20分)竜山頂上(10分)加茂山頂上広場(5分)
観濤處(5分)加茂神社(40分)JR宝殿駅
※いつも通り、ゆっくりのペースです
- コース状況
- 登山道入り口までは舗装されており、住宅地を通っていきます。
登山道はそこまで整備されていませんが、段差もさほどないので歩きやすいです。
傾斜も緩やかなので、子供連れのハイキングにぴったりかと思われます。
※ところどころ崖の箇所にロープが張ってありますので、
暗い時間のハイキングは避けた方が良いかと。
- 難易度
感想コメント
姫路駅前店の永宗さんが、『すごい岩壁が高砂にあるよ!』
と言っていたのを思い出し、下調べをして行って来ました。
JR宝殿駅から少し歩くと見えてくるその岩壁は、
まるでフランスのセユーズかのようでした!(実際に行った事は無いですが)
今回登ったのは竜山(たつやま)、標高は約92mとかなりの低山ですが、
見どころや景色、そして絶壁もあって内容はとても良かったです。
登山道入り口が工事現場のど真ん中にあるので見つけにくいですが頑張りましょう!
この竜山は『竜山石』と呼ばれる凝灰岩で有名です。
※竜山石は軟質なため採石や加工が容易で、古くから石材として切り出されていました。
古墳時代中期には、畿内の権力者のほとんどの石棺にこの竜山石が使われ、「大王の石」と称されました。
江戸時代の初期には姫路城の石垣などにも利用されました。
明治以降には、旧造幣局鋳造所や住友銀行本店ビル、京都ホテル旧館など、
近代建築物などの壁材として利用されました。
竜山石の採掘は今も続けられ、河川や公園などの石垣、モニュメントや花壇の縁取り石など、
建築用や造園用に広く利用されています。
今回の見どころは何と言っても登山道沿いの断崖絶壁でしょうか。
また、観濤處も岩好きにはたまらないスポットです。
かなりお手軽なハイクではありますが、山頂からの景色はなかなかのもので、
拓けているので家族連れのピクニックにはとても良いかと思います。
今度は生石(おうしこ)神社から宝殿山、伊保山へと抜けていくルートで登ろうかと思います。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。