里山ハイク  天下分け目の天王山 

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投稿者
木德 尚代
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日程
2016年03月14日 (月)~2016年03月14日 (月)
メンバー
天候
小雨のち曇り
コースタイム
山崎駅~ 30 旗立松 ~ 20山頂 ~ 10旗縦松~ 15 宝積寺~ 10 山崎駅
コース状況
天王山 秀吉の道ハイキングルートは整備された登山道ですが、雨だと滑りやすい箇所もあるので
軽登山靴がおすすめです。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

雨天で予定していた山が中止になり、福寿草を撮影にともおもったのですが、
朝方はかなり雨が強かったので、散策ハイキングに駅からいける山を探してみると
「富士山の次に有名な天王山」(笑)があり行ってみることにしました。

天下分け目の合戦地、大阪京都の境目である立地もあるのでしょうか、お寺が立派で驚きました。
駅を出てすぐに「妙喜庵」とゆうお寺で千利休の残存する唯一の庵があることにも驚きでした。数寄屋造りのもとになっているそうです。国宝です。(一か月前から封書にて要予約です)次回は予約していきたいと思いました。

1582年 6月に織田信長 を討った明智光秀と羽柴秀吉が戦った山崎の戦いで、この山を制した方が天下を取ることになるとして「天下分け目の天王山」といわれ、現在でもスポーツなどの重大な試合や局面のたとえにその名が使われてます。

登山道は、秀吉の道として最初はアサヒビールの美術館から登りました。
ここも月曜日が休刊日で、次回あれば是非拝観したいと思う(モネの有名な睡蓮もあるそうです)素敵な外観の美術館でした。

馬酔木と藪ツバキの街道は小雨でも気持ちよく歩けました。
要所要所で、歴史絵巻あり、秀吉の天下どりの歴史を学んでいけます。

7合目の旗立松は秀吉が山崎合戦の旗をあげた場所といわれ,
山崎合戦の戦場地が一望できます。

しばらく馬酔木と 戦地あとの碑を重ねての撮影時間です。20分から30分。
歩くより写真撮影が長い本日の行程です。
雨に濡れた馬酔木が涙のようにも見えました。
山崎合戦で明智光秀を破り、山崎城を立て天下人への階段を駆け上がった秀吉も
ここから眺めたのかなあと思いつつ
山頂へ向かいます。

山頂は思ったよりも平坦地、山崎城跡地と聞き納得しました。
もともと 山名の由来の山崎天王社(現 自玉手祭来酒解神社)たてよりまつるさかとけじんじゃと読みます 
には神輿庫があり、わが国で一番古く 鎌倉時代前期の作だそうで、美術館クラスのものでした。

下りは通称「宝寺」により閻魔大王のお守り(お坊さんにラストワン(笑)といわれました)を頂き、桃山時代の三重塔を眺め(桜の時期は東横の桜がきれいです)

駅そばの離宮八幡宮 でお参りして山崎駅にむかいました。
もともと神社が荏胡麻油を作っていて、大山崎は幕府から自治権を認められた自治都市だったそうです。その財力と、町に近いことで、武将がかならず抑えた町でもあるとのことで、神社仏閣巡りだけでも奥深い町でした。

次回はサントリービール工場を予約して、下山ルートで工場におりるのもいいなあと思いました。(予約すると無料送迎バスも利用できます)
カタクリの時期に、天王山からポンポン山に縦走したいなあと山妄想が膨らんでいく楽しい単独山行でした。

フォトギャラリー

山崎合戦の時、秀吉が千成ひょうたんの旗を揚げた、石碑があります。その前のアセビ

妙喜庵 (国宝 待庵)現存する千利休の遺構おとして唯一のもの

封書での予約必要です

小雨で竹林がうつくしい

展望所から見る合戦の地

馬酔木 雨に濡れて美しい

本日は簡単お結び。岡山の大先輩の岡山米 瀬戸米の お結びです

山崎合戦の絵巻です

たてまつよりきたるさけとけ神社の 鎌倉時代の神輿庫は重要文化財

自玉手祭来酒解神社 さかとけさんとよばれています

秀吉の道 絵巻です、ここから天下人へ

山頂は山崎城跡地

山頂は思ったより城跡でした

通称 宝寺 日本一の閻魔像があります 秀吉の住処といわれるお寺です 

桃山時代建設の 一夜塔と呼ばれる三重塔 重要文化財

宝積寺には 大黒様、お祈りお祈り

駅そばの氏神様 離宮八幡宮 恵麻油生産で西日本の油産業を担った油座。東門は江戸時代のもので重要文化財

地図は駅にあり、それぞれの名所カードあり、お店のカードありますよ。

山埼駅にある大阪と京都の府境

植物撮影のためだけにカメラを二個もっていきました。花はマクロレンズでないとピントあうのがむつかしいですね。一眼レフは防水で、空気を通すタイプの防水袋で。カメラの

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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