春はあざやか 菜の花畑 ~梅ヶ瀬渓谷・大福山~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年04月01日 (金)~2016年04月01日 (金)
メンバー
天候
曇り
コースタイム
養老渓谷駅(10分)菜の花畑(10分)養老渓谷駅(25分)登山口駐車場(50分)日高邸(30分)大福山(1時間15分)上総亀山駅
コース状況
梅ヶ瀬渓谷内は濡れていて滑りやすい。渡渉が多いので雨の後は注意。大福山から上総亀山駅は林道の分岐が多いので道迷いに気を付ける。
難易度
Google Map
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感想コメント

春になり千葉県民として県の花”菜の花”を見たくなり、それならば小湊鉄道沿線しかない!
ということで有名な菜の花スポットと山と温泉をつないで今回のコースを歩いてみました。
ちょうど線路沿いの花畑なので列車と一緒に撮ろうと思い、ダイヤとにらめっこしながら時間を決めました。

小湊鉄道はローカルな路線ですが、平日にも関わらず2両編成の列車はほぼ満席。
菜の花と桜の季節ということで、女性客が多いように感じました。
途中の駅にはどうやら列車と花を撮りに来たと思われる人々が、砲列のごとく並んだカメラのファインダーをのぞきシャッターを切っていました。

駅に着くと急いで菜の花畑に移動。
折り返しの列車を撮影するためです。
着いてみると、一面黄色の菜の花畑!そしてそれを取り囲むようなカメラと三脚の畑!
そんな中しょぼいカメラを手持ちで構え、列車が来るのを待ちます。
思ったよりゆっくり走っていたので何枚かパシャパシャと。
まあ構図も微妙でたいした写真は撮れませんでしたが、今日の目的の一つが達成できたので満足です。
このあとトロッコ列車が来るようで、鉄道ファンの皆様はまだ残ってましたが、駅に戻り梅ヶ瀬渓谷を目指します。

駅のトイレの脇の道から駅裏に出てスタート。道標もあるので分かりやすいです。
途中の池ではカエルが鳴いていたり、鶯が鳴いていたりと春らしさを感じます。
渓谷内は飛び石伝いに歩いて行くので、滑らないように注意。
両側には川の浸食で出来た露頭が見られたり、層が剥がれギザギザになっている岩があったりと、なかなか面白い渓谷歩きでした。
梅ヶ瀬層という層があるようで、地質に興味がある方には楽しめるのではないでしょうか。

渓谷の一番奥には日高邸跡があります。
開けた場所でベンチやテーブルもあるので、ここでお昼にしました。
秋には紅葉がきれいだそうで、確かに足下には楓の葉が一面に落ちていました。

その後渓谷から離れて登って行きます。
林道に着くと大福山展望台と白鳥神社はすぐです。

帰りは上総亀山駅近くの亀山温泉を目指します。
林道を少し歩くと、なにやら工事中。どうやら産業廃棄物処理場を作っているご様子。
横目に見ながら歩き、再び登山道に入ります。
こちらの道はまったく人の気配がしないうえ、林道との分岐が多いので迷いそうになります。

下山したらあとは温泉!電車の時間もあと1時間くらいあるから余裕だな!と思いましたが、念のため駅に寄り時間を見ると、、、なんと今停まっている電車を逃すと次は3時間後!?さすがローカル線!
こりゃ乗るしかないと思い飛び乗りました!駅に寄って良かったー。


今回は久留里線の上総亀山駅に下りましたが、小湊鉄道の上総大久保か養老渓谷に下りるのが一般的で、小湊鉄道のフリー切符を使えば電車代も安く済ませられるようです。

フォトギャラリー

小湊鉄道と菜の花

カメラがずらり

梅ヶ瀬渓谷

桜も咲いてました

日高邸跡

大福山で大福を食す!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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