はせつね!~第17回 日本山岳耐久レース~
- 投稿者
-
大島
横浜西口店
- 日程
- 2009年10月11日 (日)~2009年10月12日 (月)
- メンバー
- 友人・知人と共に参戦
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 五日市中学校1300-1315光徳寺-1445入山峠-1700醍醐丸
-1925浅間峠-2230西原峠-0025三頭山-0230月夜見駐車場
-520御前山-740大岳山-835御岳山-910日ノ出山-1130ごろ ゴール
22時間半弱で完走
- コース状況
- 主催者側の案内、係員が多く 踏み跡もしっかりしていて
通常の道標も整備されているので夜間さえ気をつければ問題ない
水の補給点は第2CP月夜見と御岳くらいと思ったほうがよい。
- 難易度
感想コメント
入社前の話になるのですがハセツネに参戦した時の記録です
私はトレイルランナーではないので、はじめから時間内完走を目標に参戦しました。
健脚者が休まずに歩き続ければ24時間内で完走できる距離と設定されている
この大会ですが…71.5kmはやはり生半可ではないです。
私の場合、トレーニング殆どしないで参戦したせいなのですがね
始めは、根性 中盤は意地 後半は自棄
そんな感じで歩きぬきました(~_~;)
眠い時に無理して進むと危険なので10分でも15分でも良いので仮眠することをススメます。
夜間はかなり冷え込むので、休む時は体温を低下させないように気をつけてください。
低体温でリタイアする人が毎年居ます。
しっかりと、補給をすることも大事です。
夜間歩く人は、単独になる場合もあります
ですのでルートを外さないように注意してください
怪しいところは大会主催者側で目印がありますが…
主な装備:グレゴリー リアクター、モントレイル マウンテンマゾヒスト、CW-X、ファイントラック フラッドスキンメッシュ、速乾Tシャツ、速乾ベスト、マムート トレッキングパンツ、トレイルポール、BD スポット、スント ベクター、食料(塩羊羹、干し葡萄、パワージェルx4、ゼリー飲料x3、おにぎりx2、あんぱん他)、飲料(水2L、オレンジジュース300ml)、雨具のジャケット、スマートウール アームカバー、医療品、レスキューシート他
完走タイム22時間台の大会中詳細
大混雑の中スタート。校庭を出て都道33号を越えると急な坂を下り、川を越え急な登り返し。
広徳寺に来ると足を止めるような渋滞になり、変電所までのろのろと。
この辺りトレイルから外れて行く人もいますが、ダメです。(大抵、怒号飛ばされますが)
変電所からは、走れるようになり今熊神社へ そこでまた渋滞に
今熊山頂辺りまで来ると少し流せるようになるも渋滞とそれの繰り返しで入山峠に
入山峠からは人を交しながら進み、市道山を過ぎ醍醐丸へ目指す。醍醐丸直前は結構な急登になる。
20時間台の人は醍醐丸辺りで日が暮れ始めるのでヘッデンの準備を忘れずに。
2時間ほどで浅間峠に到着。チェックポイントでもあるので明るい。
多くの人が休憩している。ここまではストックの使用が禁止されています。
浅間峠より人が減ってくる。小さな登り返しがなども繰り返される。巻くピークは少ない。
単独になる時間も増えてくる。前も後ろも光が無い。
真っ暗闇の中道を間違えたのでは?と言う不安にも襲われる。(1本道なので間違えようがないのですがね)
西原峠に来るとスタッフさんがいます。ここでリタイアも可能。数馬まで60-90分の下りになります。
ここから堪えどころになってきます。この先は三頭山。
このコースの最高峰を目指すのです。登り。登り。どこまでも登る。
暗闇の中なのでどれだけか地の利がないと判らず、精神的にもツライ。
このときは、避難小屋で応援していてくれた人が居ました。
三頭山山頂より進路を東にとり、月夜見駐車場を目指す。グングン高度を落とし、車道に一部出たりしながら第2チェックポイントに到着。
水とポカリの補給が主催者によって行なわれている。ブルーシートが敷いてあったので、足をほぐして再出発しました。
この辺りから睡魔との闘いになってきました
あまりにも眠くてそのまま寝てしまったら体温が低下して、動きが悪くなったり…滑落しそうになったり、ちょっと危ない目に(-_-;)
体温を下げないようにフラ着く前に仮眠を取ることが本当に大切だと思い知らされました。
惣岳山あたりで夜が明け始め、ヘッドライトの役目も終わる。
御前山を越え、単独の時間が大ダワまで続く。
なぜか鋸山の巻き道で通る度に脇から雉が飛び出してきて驚き、落ちそうになる(笑)
大岳付近に来るとまた、選手に会う様になる。大岳山頂では、休む人も
岩場の下りは、落石させないように気をつけ降る。それが終われば快適な道で
ストックを最大限に活用しながら行く。大岳から長尾平までの区間で50人は追い抜いたろうか?
それくらい快適に速度を増すことが出来る。
第3チェックポイントをなんとか制限1時間半前にクリアし、日ノ出を目指す。
御岳の参道では観光客やお店の人が応援してくれました。
力を分けてもらい 日ノ出山に。ここからは降るだけ。朝の日を日ノ出山で充電し、市街を目指す。
疲れもたまり、膝にも負担が掛かる長い下り。ストックで制動を掛け、衝撃を押さえ進む。
市街が間近に見えると この長くツラかった大会も終わりの声が聞こえてくる。
そして、最後の角を曲がり、ゴールを掛け抜ける-…
と、以上 完走目的で参加した私の記録です。
完走目的で参加される方の参考になればと思います。
#都県境 #神奈川県境 #山梨県境
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