九重連山 平治岳(ヒイジダケ 1643m) ちょっと遅いかなと思ったけど・・想像以上に‼ 

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投稿者
酒井 健
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2016年06月08日 (水)~
メンバー
福岡パルコ店 酒井 
Mt.GEAR大名店 前田・酒井
天候
曇り一時雨
コースタイム
男池登山口<40分>ソババッケ<45分>大戸越<30分>山頂<25分>大戸越<45分>ソババッケ<40分>男池登山口
コース状況
男池からソババッケまではぬかるんだ登山道です。気を付けてください。
大戸越までは岩場の登りが続きます。混雑時は譲り合って。
難易度
Google Map
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感想コメント

お客様からも各店のスタッフからも合言葉のように会話にでてくる「今年は当たり年」。そう、今年は“ミヤマキリシマ”がいい‼‼今時期その話題でもちきりだ。さすがに見たくなる。そんなわけで未だ“絶賛ピンク山”を見たことがない私たちは一路九重に向かった。

今回の登山口である“男池(オイケ)登山口”に午前8時過ぎに到着。だがこの時間で手前の駐車場は満車。隣の駐車場も半分以上は埋まっており、我々の後も続々と流れ込んでくる。合わせて100台以上が停車中。少なく考えてもその倍以上の登山者が入山しているのではないか。計り知れない人気度が伺える。

この登山口からの入山は今回で2度目。前回2年前の時はぎっくり腰でテント泊だったので辛く感じたことを覚えているが、今回は日帰り装備。何よりも腰に不安無し。かなりスピーディーに“ソババッケ”に着き、ほぼほぼ休憩も取らずに行動し続けて“大戸越(ウトンゴシ)”に到着。

今まで樹林帯の中だったので、大戸越に着いた時に体に当たる風がとても気持ちいい。スキンメッシュのお陰で汗冷えをしていない現状に改めて感心するとともに、休憩している登山者の人数にも重ねて感心。ざっと見渡してもゆうに50人以上は思い思いに休憩中。登っている人も含めたらもはや測定不能人数。確認したがはやり今日は平日。にも関わらずこれだけの登山者がいるとは・・・もれなく土日の想像はあえて自己拒否し、登り専用道で山頂を目指す。

この山は登りっ切ったところが前衛の“南峰”になり山頂はその奥になる。大戸越からでも山肌がピンク色に染まっていることが分かったが、南峰から見る山頂の山肌はその非ではない。写真でしか見たことがない“ピンクの山肌”が今目の前に広がっている。まさに圧巻。素晴らしいの一言。これは一見の価値アリだ。この登山者の数にも納得する光景。そりゃ来るわ。
さてミヤマキリシマをかき分けながら軽く登り、今回のメイン“平治岳(1643m)”山頂に到着。ここも当然大盛り上がり。休憩している人、写真を撮る人、右往左往している人(よくみるとうちの嫁だった‼)などたくさんの人たちが道を譲りあいながらミヤマキリシマを鑑賞している。いや~みんな笑顔。
昨年を知っている人も多いだろうが、いわゆる「裏年」と言われた。私も三俣山に登ったが、無残な光景だった。枝先には花の代わりにおびただしい数のヒャクトリムシがいた。その記憶があるので、今年のこの光景はより素晴らしくより価値あるものとして目に見えている以上に美しく映った。いや~本当に来てよかった。

何枚撮ったかわからないほどシャッターを切り、挙句にバッテリーが無くなる始末。もう一台のコンパクトカメラで記録をして、食事もしていないのに山頂付近で1時間以上過ごしてしまった。バリバリ後ろ髪引かれまくっていたが時間的にも山頂を後にする。ところが南峰でまた写真。反対側の北大船山の上部もピンク色に染まっていることが確認できる。本当も今年はどこもいいみたいだ。なによりなにより。そんなことを思いながらようやく下山専用道で大戸越に向かった。

下ってきても大戸越の盛り上がりは変わらない。まだまだ各登山道から上がってくる。いや本当にスゴイ。小休止後、我々はこの盛り上がりのなかを出発。男池登山口に向かった。どうかまた来年もこの景色に出会えますように。

~今回の使用ウェア~
上:終始スキンメッシュにドラウトソニック。ニューモラップも用意していたが未着用。
下:スキンメッシュボクサーにシルクムーブボクサー、カミノパンツ。(全てファイントラック製品)

フォトギャラリー

今年の九重のミヤマキリシマは当たり年

男池からスタート

ぬかるんでます

ソババッケに到着

しっとりといい感じ

緑が気持ちいい

登りが続きます

大戸越  山肌ピンク

その先にさらなるピンクが待っていた

平治岳山頂に着いた

満開です

三俣山、坊ケつるも見えます

降りてくると大戸越はたくさんの人でいっぱい

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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