オラつく高山植物で打線を組んでみた。【木曽駒ヶ岳】

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年07月19日 (火)~2016年07月19日 (火)
メンバー
天候
晴れのち曇り
コースタイム
千畳敷(85分)乗越浄土(30分)中岳(30分)木曽駒ヶ岳(120分)千畳敷駅
コース状況
■全行程岩場です。しっかり整備されていますが、ハイカットの登山靴推奨。

■平日での登る人と下り人で人が行きかいます。お互いを尊重し合って交差しましょう。

■当日もカールで落石が起こっていました。落石音がした場合は目視しして、落石の導線から外れるようにしましょう。
難易度
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感想コメント

【木曽駒高山植物まとめ】

もう説明不要の高山植物の宝庫・木曽駒ヶ岳。

そんな木曽駒ヶ岳で咲き誇っている(オラついている)高山植物の咲き誇り具合を、独断で順番をつけてみました。

1(白)イワツメクサ
2(黄)ミヤマキンバイ
3(白)ハクサンイチゲ
4(黄)シナナキンバイ
5(黄)ミヤマダイコンソウ
6(白)チングルマ
7(黄)ミヤマキンポウゲ
8(紫)ヨツバシオガマ
9(白)タカネツメクサ
P(紫)ミヤマシオガマ

※1番からよく見た順です

~控え~
エゾシオガマ(白)
ヤマハハコ(白)
ヒメウスユキソウ(白)
モミジカラマツ(白)
ムカゴトラノオ(白)
ゴゼンタチバナ(白)
コケモモ(白)
ツマトリソウ(白)
ハクサンシャクナゲ(白)
タカネヨモギ(白)
ミヤマアキノキリンソウ(黄)
ウサギギク(黄)
クモマキスミレ(黄)
カンチコウゾリナ(黄)
アオノツガザクラ(黄)
コメバツガザクラ(黄)
イワベンケイソウ(黄)
タカネグンナイフウロ(紫)
チシマギキョウ(紫)
ミヤマリンドウ(紫)
コマクサ(ピンク)
コオニユリ(橙)

~戦力外~(終了or不作)
クロユリ、コバイケイソウ、イワカガミ、イワウメ、タカネナナカマド
セリ科、イネ科、タデ科一部はスルー。

見落としている種や同定できていない種もありますが、主に見れた高山植物まとめです。

チングルマはほとんどが花は終わり。クロユリやイワカガミは花が既に落ちています。
コバイケイソウも花が終わってデカいオブジェに・・・

初めて高山植物を見に来た人にはきれいなお花畑かもしれませんが、
例年なら最盛期は今頃からもう少し跡なのに、想像以上に花期が早いです。イメージを描いていた木曽駒のお花畑ではなかったですね。

※分類に関しては古い体系でやってます。

フォトギャラリー

快晴の千畳敷と宝剣岳。

イワツメクサ(ナデシコ科)乗越浄土から木曽駒の至るとこに生える。

タカネツメクサ(ナデシコ科)イワツメクサより葉が広め。

ヒメウスユキソウ(キク科)木曽駒ヶ岳周辺固有種。

ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)多いが終わりかけだった。

チングルマ(バラ科)こちらもほぼ終わりかけ。

エゾシオガマ(ゴマノハグサ科)剣が池周辺に多い。

ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)シナノキンバイより葉がほっそり。

ミヤバキンバイ(バラ科)葉がバラ科だなぁと覚える。

ミヤマダイコンソウ(バラ科)葉で見分ける。

シナノキンバイ(キンポウゲ科)とにかく花がデカい。

イワベンケイソウ(ベンケイソウ科)宝剣山荘の横にひっそりと。

カンチコウゾリナ(キク科)

クモマスミレ(スミレ科)キバナノコマノツメと迷うとこ。

チシマギキョウ(キキョウ科)イワギキョウと悩むとこだが花弁に毛がある。

ミヤマシオガマ(ゴマノハグサ科)かなぁ・・・これもタカネシオガマと悩む。

ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)クチバシと悩む。

タカネグンナイフウロ(フウロソウ科)標高が高いところに生えればなんでも"タカネの花"

コマクサ(ケシ科)木曽駒山頂直下に数株。

コオニユリ(ユリ科)少なし。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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