うっかり雪山登山 黒岳~北鎮岳
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2023年10月11日 (水)~2023年10月11日 (水)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 登り 3:30
下り 3:00
※タイムは一般的なコースタイムの為、
実際にかかった時間とは異なります。
- コース状況
- 総距離 11.2km
獲得標高 950m
九合目以降は冬山。
チェーンアイゼンでも登れましたが、
アイゼン&ピッケルがあるとより安心。
- 難易度
感想コメント
大雪山系での紅葉を見れるのは、
これが最後のチャンスと言う事で、
黒岳から北鎮岳まで行って来ました。
先週には冠雪情報もあったので
ある程度、雪山の準備もしつつ層雲峡へ。
まずは層雲峡からロープウェイ、
リフトを乗り継いで、
黒岳の七合目登山口から登山開始です。
(※ロープウェイ&リフト往復3300円)
このルートを登るのは4年振りでしたが、
正直もっとすぐに山頂に着くイメージでした。
九合目辺りから雪が積もっていたせいもありますが、
思っていたより時間がかかりました。
途中で層雲峡方面を見下ろすと見事な紅葉です。
遠くを見れば、
ニセカウや武利武華の山頂付近も雪が付いていました。
黒岳山頂からは積雪量こそ少ないですが、
完全に冬景色です。
チェーンアイゼンを装着し、
ストックの石突きも外して出発です。
(本当は九合目付近での装着が○)
少し下ると石室です。
天気が良いので、北鎮岳までしっかり見えます。
真っ白です。
はたしてチェーンアイゼンだけで登れるのか、
少し不安になりましたが、
厳しそうなら諦めて戻ればいいんです。
有毒温泉のお鉢平展望台までは、
ほとんど平らな道を進みます。
展望台からさらに少し進むと、
急登が始まります。
雪質は適度に硬く、適度に柔らかいので、
チェーンアイゼンで問題なく登れました。
北鎮岳への分岐に着くと、
北海道最高峰、旭岳が姿を現しました。
こちら側から見る旭岳は、
あの有名な形とは少し違うので、
初見は見間違えてしまいます。
そして、北鎮岳の山頂に着くと、
今度は比布岳や鋸岳、愛別岳などの山々が見えて来ます。
改めて大雪山の大きさを実感します。
山頂は思っていた程、風がなかったので、
少し休憩をしていたのですが、
止まっていると体が冷えて来ます。
温度計を見てみると、
なんと気温は0℃でした。
さすが大雪山と思わされる出来事ばかりですね。
下山も慎重に時間をかけて、
最後のロープウェイから、
満点の紅葉を眺めながら帰って来ました。
~お立ち寄りスポット~
黒岳の湯 入浴料600円
☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ミレー:ドライナミックメッシュ)
ロンT(化繊)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
フリース(サロモン:アウトラインHZ)
ジャケット(ミレー:ブリーズバリアートイ)
スポーツタイツ(厚手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ:ブーツフルクッション)
その他の装備…
シューズ(サロモン:Xウォードレザー)
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー:ズール40)
ナルゲンボトル(500mℓ)
水筒(山専ボトル900mℓ)
ストック(ノーザンカントリー:TR-3023)
チェーンアイゼン(カンプ:アイスマスターEVO)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。