爆風の稜線歩き 上ホロ~十勝岳
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2025年07月08日 (火)~2025年07月08日 (火)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 登り 4:00
下り 3:00
※タイムは一般的なコースタイムの為、
実際にかかった時間とは異なります。
- コース状況
- 総距離 12.5km
獲得標高 1150m
十勝岳温泉登山口から入山。
富良野岳・上富良野岳の分岐を
上富良野岳方面へ。
分岐直後の木道付近は
チングルマを筆頭に花が見頃。
その後急な階段を登り、
上富良野岳に到着。
上ホロカメットク山を経由し、
稜線を歩いて十勝岳へ。
比較的アップダウンの少ない稜線歩きの為、
復路の負担は少ない印象。
- 難易度
-
感想コメント
初めて十勝岳に登った時から
ずっと気になっていた上ホロ~十勝岳ルート。
やっとタイミングが合ったので行って来ました。
朝7時から登り始めましたが、
登山口から安政火口の分岐まで日差しを受け、
かなり汗をかきました。
その後川を渡り日差しを避けれるようになると、
快適な気温になりました。
多くの人がハイシーズンの
『花の百名山』富良野岳に向かう中、
分岐でやや後ろ髪を引かれながら上富良野岳方面へ。
この先は下った事はありますが登るのは初めて。
何度か下った時の印象は
「なかなかの急斜面で登るのはきついだろうなー」
と言うものでしたが、
登ってみると意外にも最後の最後を除けば
楽に登れましたよ。
上富良野岳以降は稜線歩きですが、
ここから先はずっと爆風でした。
あまりの爆風に上ホロ避難小屋で引き返す人が多数でしたが、
その先まで行くとやや風も落ち着きました。
砂が飛んできて目に入ったり、
時には煽られてバランスを崩したりしながら進みましたが、
風のお陰で暑さは全く感じる事がありませんでしたよ。
十勝岳山頂に着くと
うまく風を避ける事の出来る場所を探して昼ご飯です。
風は強くても雲はほとんどないので、
美瑛岳、オプタテシケ、トムラウシ、化雲岳、旭岳など
遠くの山までしっかり見えます。
いつもより長めに休憩し下山開始。
稜線は比較的アップダウンが少なく、
一番の登り返しの上ホロのピークを回避したので、
かなり疲労感なく下山できました。
~お立ち寄りスポット~
吹上温泉 白銀荘 日帰り入浴700円
☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤークール)
Tシャツ(化繊)
アームカバー(N・rit:チューブナイン・クーレット)
ウインドシェル(ミレー:ティフォンファントムトレック)
スポーツタイツ(薄手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ:ブーツフルクッション)
その他の装備…
シューズ(サロモン:XA PRO 3D V2 )
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー:ズール40)
ナルゲンボトル(500mℓ)×2
プラティパスソフトボトル(2.0ℓ)
ストック(ノーザンカントリー:TR-3023)
チェーンアイゼン(未使用)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
防虫剤(森林香:蚊・マダニよけスプレー)
おにやんま君
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















