名前通り、スリップ注意の沢! 奥秩父・笛吹川水系ナメラ沢~二俣まで

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年08月15日 (月)~2016年08月15日 (月)
メンバー
天候
曇り
コースタイム
雁坂トンネル料金所(30分)沓切橋(100分)二俣(90分)沓切橋(25分)雁坂トンネル料金所
コース状況
ナメが多く、滑りやすいのでスリップに注意してください。
滑ると下まで止まらないので、足の置き方やフリクションの効き具合には充分に注意してください。
初心者でも遡行可能な沢ですが、ナメだけに舐めてはいけません。

入渓点は沓切橋もしくは登山道を沓切橋から少し歩いた場所にあります。
入渓者が多いので、赤テープや残置スリング、踏み跡がしっかりとあります。
難易度
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感想コメント

本来は鶏冠谷右俣に行く予定でしたが、午後から雨と言う事で、
急遽予定を変更し、半日あれば行けるナメラ沢に行く事にしました。

最初は舗装された林道を歩き、雁坂峠方面に向かいます。
沓切橋から入渓し、沢を下流に向かいます。

すぐに4mの滝があるので、残置ロープを使って降ります。
滝下で右から沢が合流します。この沢がナメラ沢です。

ナメラ沢の滝らしい滝は最初の5m滝と10×20mのナメ滝です。
5m滝は右から簡単に越えられます。残置スリング有。

10×20mのナメ滝は水流沿いに登るとホールド・スタンスともに少なく、滑りやすいので注意。
右から巻き気味に登った方が無難。

その後は難しい箇所は無く、二俣まで行けます。
今回は二俣で折り返して、ナメラ沢を下降しました。

下りもスリップ注意で、登りより滑りやすいです。
懸垂は5m滝で1回しました。

この沢は上まで詰めると長く、うんざりするような沢で、下山も長いですが、
二俣で折り返せば、遡行時間の短い、手軽にナメを楽しめる沢です。

フォトギャラリー

今回は二俣まで遡行しました。

雁坂トンネル料金所にある駐車場からスタート。

しばらく林道を歩きます。

林道終点にある、沓切橋から入渓します。

沢を下ると、4m滝があります。残置を使って降ります。滝下で右から沢が合流するので、その沢がナメラ沢です。

5m滝は中々の迫力。右から登れます。残置スリング有。

ナメが増えてきました。

10×20mナメ滝は水流沿いを突破しましたが、ホールド・スタンス共に乏しく、滑りやすい。素直に右から登りましょう。

ここで記念撮影。

護岸されたかのような小沢が時々現れます。

このナメ滝は中央から登りました。

このナメはスリップ注意。

ナメが多くて、気持ちのいい沢です。

目的地の二俣に到着しました。ここで引き返します。

二俣から先はこんな感じ。

二俣にはビバーク適地がありました。

帰りは5m滝で懸垂下降しました。

4m滝も残置ロープを使えます。

沓切橋に帰ってきました。

駐車場に到着。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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