荒島岳 中出~勝原

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投稿者
中村 慧至
福井北四ツ居店 店舗詳細をみる
日程
2016年10月26日 (水)~2016年10月26日 (水)
メンバー
相方
天候
晴れ時々曇り
コースタイム
中出駐車場-1:40-佐開林道終点-0:15-小荒島岳-0:20-しゃくなげ平-1:00-荒島岳-0:40-しゃくなげ平-0:50-リフト終点-0:30-勝原登山口-0:20-勝原駅
コース状況
中出コースは雨の後でもどろどろになる箇所は少ない。勝原コースと合流してからはある。
もちが壁はさらに難易度が増すので要注意。
難易度
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感想コメント

雨の翌日、福井市内から車のない制約でも行ける時間を調べて荒島岳に行ってきました。
朝6:29発の電車に乗ること約50分、越前大野駅に降り立ち、そこからタクシーで20分ほどで中出の駐車場に到着します。

アップにちょうどいい林道を歩き、登山道に入って行きます。
山頂までは1100mの登高。小荒島まで気持ちよく、小股で刻みやすい道が続きます。
勝原駅から14:46の電車に乗ることを逆算すると、しっかりコースタイム通りに歩いていかないと休憩の余裕はなく、大休憩の時間はそれでもありませんので、ここの登りでしっかり稼げないとのちのち少し慌てることになります。

トレイルは道を見失うような心配は少なく、濃淡様々な緑から木漏れ日が差し、非常に快適です。さすが百名山とまだ山頂を踏んでもいないのに思わせてくれるこのコースの道は、ぜひとも歩いて欲しい道の一つです。

小荒島岳からは町が見え、荒島岳の頂上もしっかり見えました。開けた山頂は1186mにあり、非常に居心地のいいところでした。ここでカロリー摂取とアミノバイタル補給を済ませ、目の前にそびえる荒島岳への準備を済ませます。

少し下るとしゃくなげ平で分岐です。
ここからさらに少しだけ下り、平坦な道をくるっと回ると、そびえる残り300mの登りを前に若干怯みます。事前の調べで少しビビっていたおかげでずいぶん軽減された気がしますが。

ここの登りで漸く人とすれ違いました。やはり勝原ピストンされる方が多いのでしょうか。
みなさん下りでポールを使っていました。登りではしまわないと厳しいですが、下りではぜひとも欲しいアイテムに化けるのでしょう。このあと下りで自分もやはり欲しくなりました。

事前に店のスタッフに聞かされていた、ニセピークが何度か来る件は身に染みました。
地図を見ればわかることではありますが、中荒島あたりで「頂上まだなんかーい」と心の声が。
ここは秋の馬蹄形のような稜線が見えて、疲れるけど気持ちいい道でした。背の低い笹の道から、すらっと続く次のピーク。

山頂には団体さんがいましたが、それでもたっぷりスペースがありました。
生憎の空で、荒島岳の標榜の後ろに見えるはずの白山は、まったく見えず。またの機会にお預けです。

時間を逆算し直すと、余裕が全然なさそうだったのでみかんだけ食べて下山開始。
雨の影響で滑りやすくなっていたので終始気は抜けません。紅葉がきれいなのを横目に確認しつつ、足元に目をやりながら下ります。

勝原コースに入ってからは、落ち葉ががっつり敷かれています。
リフト終点まで来ると、ガレに変わります。勝原の駐車場に着いた頃にはヒザがちょいガク。ここで靴のどろを落とし、勝原駅まで急ぎます。

無人の駅には、カメムシが大量におり、自宅に一匹お持ち帰りしてしまいましたとさ。

フォトギャラリー

歩き始め。しばらくこの感じ。20分くらいかな

登山道入り口は林道の途中に現れます

青い印。4回ほど林道を横切ります

朝の気持ちいいトレイル

おおこば展望台(展望があるとは言いていない)

ほんとに気持ちいい

小荒島岳から荒島岳をバックに写真

しゃくなげ平。獣の糞のニオイがしました。熊鈴忘れたことを後悔

少し下ってこのあと急登

ところどころ釘がむき出しですのでご注意。

細かく刻めないところも多いのでアミノバイタルをしっかり補給すべし

前荒島から中荒島を望む。このあと、もちが壁

紅葉がきれい

もちが壁の登り。1人ずつ慎重に行きましょう

中荒島から山頂まではもう少し

山頂からは白山を始め、様々な山が見えます

行きで撮り損ねた分岐

勝原コースの下り。こちらのコースのほうが急な傾斜が続きますね

リフト終点からはガレとドロが長く続きます

左手前が勝原駅です

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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