大倉から丹沢主脈縦走
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年12月29日 (木)~2016年12月30日 (金)
- メンバー
- 天候
- 両日晴れ、1日目強風
- コースタイム
- 1日目
大倉→(30分)→大倉山の家→(25分)→見晴茶屋→(40分)→駒止茶屋→(20分)→堀山の家→(45分)→花立山荘→(35分)→塔ノ岳→(60分)→丹沢山
2日目
丹沢山→(110分)→蛭ヶ岳→(50分)→地蔵平→(30分)→姫次→(40分)→黍殻非難小屋→(50分)→焼山→(70分)→焼山登山口
- コース状況
- 大倉から塔ノ岳までは多くの人が入っており、27日夜に降雪があり花立山荘から先に少し残っていますが既に解けたり踏まれていて少ないです。凍結はほんの少し。塔ノ岳から北へ行くと途端に雪と凍結が増えますが、登山道上はせいぜい10cm程度かと思われます。ほとんどの人が軽アイゼンやチェーンスパイクを付けていましたが、私は全行程付けませんでした。状況や経験に応じて使用して下さい。付けない場合も、この時期は携帯することは必須です。この行程上唯一のくさり場である鬼が岩は、ストックはしまいくさりを使うように。またアイゼンを付けている場合は足を引っ掛けないように。
- 難易度
感想コメント
天気予報が晴れだったので前日に急に決めましたが、今年の締めくくりに頑張った自分へのごほうびとして、憧れのみやま山荘に泊まることを目的に丹沢を縦断して来ました。前日に山荘へ予約の電話をすると、定員オーバーだから食堂で寝ることになるかも知れませんと言われました。なんと。。。週末はもちろん、こんな年末の特別な時の丹沢なんて、そりゃあ混んでるよなあとちょっと後悔しつつも、早く着けば優先してもらえるだろうと思ってそそくさと出掛けました。
スタート段階は極寒。しかし次第に暑くなり、ベースレイヤーだけで登りました。キャップ帽を忘れたので帽子は被らず。ニット帽なんて暑くて被っていられませんでした。
しかし、今日は晴れではあるが強風の天気予報。暑いといってもじっとしていれば寒く、風はとてつもなく冷たい。少し標高を稼いだところでソフトシェルジャケットと手袋、ニット帽の出番です。花立山荘の手前から尋常じゃない強風になり、休憩も記念写真もそんな優雅なことしている場合じゃない程のものすごい風で、顔のしわが伸びた気がしました。900ml満タンに入ったサーモス水筒が風で揺れていました。ひたすら風と戦いながら、塔ノ岳、丹沢山と進みました。風は強いが、青空は高く富士山もばっちり。素晴らしい景色でした。
みやま山荘へは13時頃2番目の到着でした。期待通り部屋の布団を案内されたので、安心して早速昼寝をしました。結局暗くなっても空いている布団がいくつかあったので、おそらく雪を心配してキャンセルした方がいたのだと思います。今回の目的である山小屋ご飯を17時からたらふく食べ、テレビがあったのでさんまのからくりテレビのご長寿クイズをみんなで爆笑しながら見て、夜は20時には就寝しました。
朝は6時朝食。7時に出発しました。特に急いでいなかったのでのんびりです。2日目は昨日の強風は収まってとても穏やかでした。蛭が岳ではぐるっと南アルプスや八ヶ岳が見えました。圧巻の景色です。さくさくの雪の感触を楽しみながら、下りは少し長かったですが本当にのんびり歩いて気持ちがリフレッシュ出来ました。
焼山登山口へは13時半頃に着きました。バスはなんと16時台に1本という脅威の少なさなので、タクシーをお願いしてやまなみ温泉へ行きました。電話してから20分ほどで来てくれました。電話でやまなみ温泉に行きたいと言って既にお願いしていたのでタクシーの運ちゃんには特に行き先は告げず、ぺらぺらたわいのない話をしていたら、10分ほど走ってから運ちゃんが「三ケ木へ行ってからその後どうするの?」と聞いてきたので、その時点で運ちゃんが逆方向に走っていたのに気付きました。運ちゃんは慌てて方向転換して、そこからの山道も神風タクシーかと思うほどびゅんびゅん飛ばしてくれました。運賃メーターは途中で止めてくれました。運ちゃんありがとうと感謝し別れを告げ、やまなみ温泉でさっぱりして、バスで藤野駅へ行きました。高尾駅でわざわざ途中下車し、いつものラーメンショップ西海で角煮らーめんを食べて帰りました。楽しかったです!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。