伝説の「よみがえりの湯」と大日越 / 熊野古道 中辺路
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2017年01月13日 (金)~2017年01月13日 (金)
- メンバー
- 北大路ビブレ店:上田
- 天候
- 晴
- コースタイム
- 湯の峰温泉・駐車場~10分~湯峰王子~25分~鼻欠地蔵~15分~月見ヶ丘神社~20分~大日越・登山口~10分~大斎原~10分~熊野本宮大社
- コース状況
- 大日越は歩行距離は短いですが、登山道が続く比較的厳しいコースです。
水場:なし
WC:湯の峰温泉・駐車場にあり
- 難易度
感想コメント
湯の峰温泉に湯治に行ったついでに、熊野古道・中辺路にある大日越へ行ってみました。
湯の峰温泉の駐車場から出発。
湯の峰には日に7回湯の色が変化すると言われる不思議な岩風呂「つぼ湯」がありますが、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産にも登録されている珍しい温泉です。また病に冒され瀕死になった小栗判官が湯の薬効で蘇生したことから「よみがえりの湯」としても昔から知られているそうです。1組2~3人、30分交代制、混んでいる時は順番待ち。結構熱かったです。
「つぼ湯」の裏手から熊野古道の標識に従って入山。少し登ると湯峰王子に到着。そのまま適度な勾配の山道を登っていくと鼻欠地蔵があり、平坦な道を進んで行くと、巨木の間に月見ヶ丘神社が見えてきます。神社からは階段状の下り道となって、住宅脇の大日越・登り口に到着。
大日越を離れると、国道を渡って巨大な鳥居のある大斎原(熊野本宮大社旧社地)を経由して、出発から1時間半ほどで熊野三山の聖地のひとつである熊野本宮大社に到着しました。
余談ですが、湯の峰温泉へ一緒に行った友達は車で本宮に行ったのですが、おみくじの運勢は「末吉」、歩いて山越えして行った私は「大吉」でした!日本最古の温泉で身を清め、古代から多くの神々が鎮まる神聖な地であった熊野の山を歩いて行ったことで、運気が上昇したのかもしれません…。
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