前穂高岳から奥穂高岳へ
- 投稿者
-
佐野 原生
川崎ダイス店
- 日程
- 2017年10月11日 (水)~2017年10月12日 (木)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 10/11・晴〜曇、10/12・雨〜曇
- コースタイム
- 1日目>上高地→岳沢小屋(2時間)→前穂高岳(3時間)→奥穂高岳(2時間)→穂高山荘(30分)
2日目>穂高山荘→涸沢ヒュッテ(1時間半)→横尾(2時間)→徳沢(1時間)→上高地(1時間半)
- コース状況
- 重太郎新道から先、浮き石がやや多い。
前穂高岳から奥穂高岳までの吊尾根はガスが出てると迷い易く、要注意。
- 難易度
感想コメント
先月の槍ヶ岳に続き、今回は前穂高岳と奥穂高岳を縦走してきました。
上高地から前穂高岳登山道を進み、2時間程で岳沢小屋に到着。午前中から気持ち良い秋晴れ、紅葉も始まっており、小屋のベンチで昼寝して引き返そうかと一瞬思ってしまいました笑。
重太郎新道を進み、ここから前穂高岳まで岩稜帯のアプローチになります。途中、いくつかの鎖やハシゴを通過し、前穂高山頂手前に到着。ザックをデポし、サブザックに切り替え山頂へアタック!
丁度お昼過ぎに前穂高岳山頂に登頂!
ザックを回収し、吊尾根を進み北アルプス最高峰の奥穂高岳を目指します。
地図上だとそんな大した尾根に見えませんでしたが、テント泊装備の入った大型ザックを背負いながらだと中々スリルがあります。斜度のエグイ岩稜をよじ登ったり、足を踏み外したら助からないであろう岩稜尾根を歩くこと2時間、ハラハラしながら奥穂高岳山頂に到着!
午後から徐々に風が強くなっており、山頂に着いた頃には辺りはガスガスで強風。北アルプス最高峰からの展望はお預け、早々に穂高岳山荘を目指します。山荘手前でクサリやハシゴが何ヵ所かあるため到着まで気が抜けません。
翌日は、予報通りの雨。岩稜帯が雨で滑りやすく、慎重に涸沢へ下ります。涸沢名物の紅葉は始まっており、雨ではありましたが、ガスの張った紅葉は幻想的で雰囲気のある景色でした。
涸沢を過ぎ、しばらく林道を歩くと横尾に到着。ここからはいつもの梓川沿いの道、徳沢園でお決まりのソフトクリームを食べ、上高地に到着、下山完了です。
*日中は日が出ているとまだ汗ばみますが、油断は禁物。朝夜は5度を下回っていますので、インサレーションはしっかり完備しましょう。
*重太郎新道、吊尾根では滑落事故等が多発しているそうです、テント泊装備で来られる方は特に細心の注意を払いながら登りましょう。ヘルメットは忘れずに!
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。