六甲山　堡塁岩

奈良の山予定でしたが
沢ルートで予定変更で、久しぶりの「堡塁岩」に行ってきました。


標高５００Ｍですが、とても寒い。
特に湿度があり、寒く感じます。（ビレイＪＫもってきててよかった　）
まず　西領。　みなさまは　懸垂下降２０Ｍ，わたくしは巻道でくだるも、そこが
かなりの濡れで、本日一番の核心でした。（岩の下り道です、注意）


西領ハング　Ｖ＋　１０ｍでアップ。

西領クラック　Ｖ１０Ｍ

熟練先生は　その他何本か。

中央領　移動　

中央クラック　Ｖ ＋　１８Ｍ　疲れてテンション　弱ってます。

先日の小川山のスラブより、持ち手あるから、怖くないはずなのに、ムーブが決まらない。トップアウトしたら、絶景ですが、悶々する登りでした。

達人は　横の難しい課題に取り込みます。少し濡れていて、じっくり時間かけて登っていきます。
ナチュラルプロテクションで　マスターリードなんて、夢の世界です。
見てるだけで、どきどきしますね。
フェイスに取りついているクライマーさんは、かっこいい。

そして、仲間の　執念課題　スカイフレーク　アタック　を応援に。（本日２トライ目）
長い課題なので、途中のうすかぶりがきつそうです。
今年中に落とすと決めて、先生の素晴らしい登り　（ギア回収のため）で、見とれます。
登るのがうまい方の動きは美しい。
中央に戻って、達人が一本美しく登って本日は終了いたしました。

西領で、一人ロープ回収していて、登れなかったし、とても寂しかったとゆう友人の言葉(笑)　
尾崎放哉の　咳しても　ひとり　って句を思い出しました。
　　　　　　ロープ回収しても　ひとり

小豆島の庵で、晩年を過ごした放歳も　吉田の岩場や、拇指岳に登っていたのかなあと思いました。「石」とゆう随筆集があり、石っころは生きている　そんな随筆を思い出しました。小豆島の霊場の別院は岩稜の上にあるものも多いです。

この歴史ある、保塁岩は　人の手がにじんでる、そういう岩場です。
トレーニングしてまたのぞみたいです。
日々、クライミング練習やっていこう　と心に決めた　本日一年ぶりの堡塁岩でした。


帰りに　おいしいパンさんに立ちよりました。神戸のメロンパンはラグビー型の白あん入り。丸いのはサンライズと呼びます。関西でも京都　滋賀　兵庫　は　メロンパンは　定番だそうです。
なんだか、白あん饅頭　の大きくあっさりした食べ心地で　山の行動色にぴったりです。（サンライズだとのどが渇くので）