爺ヶ岳 東尾根
- 投稿者
-
小澤 智円
京王聖蹟桜ヶ丘店
- 日程
- 2018年01月30日 (火)~
- メンバー
- さいか屋藤沢店 小澤
- 天候
- 雪
- コースタイム
- 鹿島山荘(60分)-1331P(60分)-1471P(120分)-1776P(60分)-1880P(180分)-鹿島山荘
- コース状況
- 入山口から膝上のラッセル。尾根上は雪庇があるので悪天時は歩行注意。
- 難易度
-
感想コメント
久しぶりの雪山。久しぶりの北アルプス。
最強寒波が毎週のように訪れている中、山はどうなってるんだろうと少し不安でしたが、
思っていたよりも雪は少なく、寒さもいつも通りといった感じでした。
朝から小雪が舞う中、尾根へあがる為に急坂をヒーヒー言いながら登り、
爺ヶ岳に伸びる長い尾根を、膝まで埋まりながら延々と歩く。
雪山ならではの景色も、肌を刺す風の冷たさも久しぶりで心地良い!
しかし、高度を上げるも山頂や隣の鹿島槍は黒いガスの中で展望は期待できず。。。
徐々に細くなる尾根とまとわりつく雪、せり出した雪庇に時折はまる腰までのラッセル。
肩に食い込む冬山装備一式が身も心も削っていく。
次のピークまで行ってから次のことは考えようと話しながら頑張ってたけど、
いよいよガスの中の雪山を目の前にすると、
さて、帰ろうか。
ってなります。
なんてね、カッコよく言えば勇気ある撤退。
夜から明日にかけても天気の回復が見込めないし。。。
事実は、久しぶりの山登りにただただ体力が追い付かず、温かいお風呂を夢見て下山。
下山は思った以上に大変で体力を使いました。最後は転げ落ちてくるようにシリセードしてきました。
体力など含めいろいろ勉強になった山登り。
東尾根はちょっとおなかいっぱいなので、来年までお預けにします。
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