登山学校「御在所岳」~雪山ギアの使い方と歩行技術~
- 投稿者
- 石井 洋之
- 日程
- 2018年02月25日 (日)~2018年02月25日 (日)
- メンバー
- 好日山荘登山学校のお客様:10名様
井坂ガイド
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 御在所ロープウェイ湯の山温泉駅-(60分)→藤内小屋-(40分)→藤内壁出合-(140分)→御在所岳山頂
※下山はロープウェイを使用
- コース状況
- ○積雪は登山口から少し入った沢沿いから。
○雪量は多くないので、アイゼンなどは藤内小屋を過ぎてから装着しました。
- 難易度
感想コメント
好日山荘登山学校実技講座 御在所岳~雪山ギアの使い方と歩行技術~に同行してきました。
今回のコースは登山口から御在所岳まで裏道ルートで登り、帰りはロープウェイで下山というもの。
下山がロープウェイなので楽な感じに思えますが、雪山登山を学んで楽しめるコースです。
集合場所の湯の山温泉駅~裏道登山口は雪もなく、普通の登山道を冬靴で歩きます。普段の登山靴よりも硬くて歩きにくく感じた方も多かったようです。
待望の積雪は裏道登山口を少し入ったところからありました。
沢沿いは凍結している箇所も少なく歩きやすかったですが、樹林の中は凍結してツルツル…
滑って歩きにくかったです。
しかし、アイゼンを付けて歩くために必要な歩行技術を身に付けるためにも、藤内壁出合まではアイゼンなしで登りました。
後ろから皆様の様子を見ていても、歩き方が良くなっていったのか、登るにつれてスリップすることが少なくなっていました。
藤内壁出合から先はアイゼンを装着して登りました。
12本アイゼンを初めて付ける方にとっては、アイゼンのある・なしで歩きやすさが全然違うのが実感できたのではないかと思います。
アイゼンを付けてしばらく登ったあとはピッケルも装備して、登山道から外れて国見峠を目指しました。
普通は雪山に登ってもトレースに沿って登ってしまうことが多い中で、そのトレースから外れて自分でルートを決めながら登る貴重な経験ができたと思います。
(その分、雪に足を取られて体力を消耗したのではないでしょうか…)
国見峠から御在所岳山頂までは緩やかな斜面を登って、全員で無事に登頂!
最後は予定通りロープウェイを利用して下山しました。
ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。
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