白山(石川県、日本百名山)テント泊御前峰、大汝峰、お池めぐり
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2018年07月21日 (土)~2018年07月22日 (日)
- メンバー
- 本社岡田、その他1名
- 天候
- はれ
- コースタイム
- ・<一日目>別当出合(50分)中飯場(95分)甚ノ助避難小屋(25分)南竜・黒ボコ岩方面分岐(30分)南竜ヶ馬場野営場テント泊 一日目歩行時間:3時間20分
・<二日目>南竜ヶ馬場野営場(22分)エコーライン分岐(70分)室堂(40)御前峰頂上(25)翠ヶ池(50)大汝峰頂上(20)千蛇ヶ池(35)室堂(20)トンビ岩(65)南竜ヶ馬場野営場(140) 二日目歩行時間:8時間7分
上記は歩行時間のみです。高山植物の観察や写真撮影等、時間に余裕を持ってください。
- コース状況
- ・7/21 AM10時30分に自家用車で市ノ瀬着、駐車場に止めることが出来ました。翌日15時30すぎにここから帰路につく際は駐車場のはるか手前の車道脇にまで駐車している車が続いていました。
・市ノ瀬から別当出合間シャトルバスは片道大人ひとり500円。
・トイレは別当出合、中飯場、甚ノ助避難小屋、室堂、南竜ヶ馬場にあり
・南竜ヶ馬場野営場:利用料ひとり300円 テント場から少し離れますが24時間利用できる水洗トイレもあります
・<登山道>砂防新道、南竜ヶ馬場への登山道、エコーライン、トンビ岩コースに危険箇所なし(トンビ岩コースの一部に残雪がありますが軽アイゼンは不要です、トレッキングポールがあると安心) 御前峰から大汝峰へは、御前峰からの下り斜面の落石注意。翠ヶ池から大汝峰への取り付き付近は道迷い注意。
・南竜ヶ馬場付近、エコーライン、室堂周囲、お池めぐりルートをはじめ高山植物の可憐な花がたくさん咲き足を止めることがとても多くなりますのでコースタイムは十分に余裕をもって行動しましょう。
- 難易度
感想コメント
・2日間で白山へ。地元の方は日帰りでも多く登られていますが、お花の名山としても知られる白山ですからここはゆったり1泊2日テント泊で行ってきました。
・初日は市ノ瀬からバスで別当出合下車すると暑い!! 砂防新道を進み50分、中飯場に着くころには帽子のつばから汗がしたたり、ザックのウエストベルトも汗でびっしょり・・・ 中飯場、甚ノ助避難小屋、南竜ヶ馬場、室堂と要所に水場がありとてもありがたいです。
・南竜ヶ馬場のテント場内に炊事舎とトイレはありますが、少し離れたテント利用受付舎には24時間利用できる水洗トイレもあります。
・エコーライン、弥陀ヶ原は高山植物が咲き乱れ何度も足を止め見入ります。
・朝6時30分ごろに御前峰に立ちましたがそのタイミングのみ私たちを含め7~8人程度で奇跡的に空いていました。眼下の雲海の先に剱・立山連峰、槍・穂高連峰、さらに東に乗鞍岳、南東には御岳山がぜーんぶ展望できました!
それより早い時間は御来光を拝む方で混雑、それより遅いと室堂で朝食を摂ってから登る方でまた混雑していました(下から見上げて混雑していると分かるくらいですから)。
・お池めぐり:紺屋ヶ池は半分雪で覆われ、血の池は残雪なですが、翠ヶ池の碧い水面と雪の向こうには剱・立山連峰が望めて感激・感動! そして大汝峰へ一気に登るとその先に続く七倉山が見えます。大汝頂上付近も花が多くゆっくり時間がとれるといいですよ。
・山岳展望とお花に恵まれた山行でした。室堂では朝5時45分で9℃でしたが太陽が出るとかなり暑いので水分補給と日焼け対策はしっかり行いましょう。 カメラのバッテリー、メモリーカードの空き容量のチェックも忘れずに
・昨年はケガでテント泊どころか登山できず、やっと復活です。特に下山時はトレッキングポールに助けられました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。