2018東北遠征№1 八幡平
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2018年08月19日 (日)~2018年08月19日 (日)
- メンバー
- その他1名
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 八幡平山頂レストハウス(80)源太森(60)山頂(40)八幡平山頂レストハウス
※写真を撮りながらゆっくり
- コース状況
- ・ほぼ舗装路で問題ありません。
《お手洗い情報》
・八幡平山頂レストハウス
・見返り峠
・陵雲荘
- 難易度
-
感想コメント
今年度はなかなか山へ出掛ける機会が取れず、夏山もようやく終わりを告げる頃、久々に連休が取れたので東北へ遠出してきました。
今回の計画は、岩手県にある八幡平、岩手山、早池峰山を登ること。ミーハーですみません、でもやっぱり登りたい百名山。。
アクセスは飛行機で。伊丹空港からいわて花巻空港まで移動します。レンタカーで1日1座ずつ回る作戦です。それにしても朝イチの飛行機に乗り、お昼には東北の山を歩き出せるなんて、本当に日本は交通網が万全で有り難いです。
本来であれば下(茶臼岳)から登りたかったのですが、時間の関係上、頂上直下の駐車場まで車を走らせ頂上を周遊するコースとしました。
盾を伏せたようななだらかな地形の事をアスピーテ地形と呼ぶんだそうですが、その地形と、頂上までのアクセスの良さのおかげで老若男女訪れる人気の百名山です。
その為、最初はやや物足りないかなとも思いましたが、全くそんな事はなく、少しずつ到来する秋を感じる山旅となりました。
この日の気温は約18℃。山頂まで来ると、涼しいを通り越してじっとしていると少し肌寒い感じがしますが歩くコンディションとしてはGood。簡単に水と行動食、レインウェアを持って出発です。
夏休み期間中という事で、本当に小さな子供さんでも歩いているのが印象的でした。
今年はお花が早いようで、また、丁度季節が端境期に当たるため、お花満開でも紅葉でもありませんでしたが、それでも「これでもか!」という位高山植物を見ることが出来ました。
ヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ、オオバタケシマラン、ハチマンタイアザミ、ウメバチソウ、タチギボウシ、エゾオヤマリンドウ、オクトリカブト、コバイケイソウ、クルマユリ、カラマツソウ等。池塘がいくつもあり、高層湿原は植物の宝庫で、写真を撮るためにしゃがんでばかりでなかなか歩を進められませんでした。
面白いのは、池塘の周りには虫を食べる食虫植物のモウセンゴケがたくさん生えている事。オペラグラスでよーく見るのも楽しいかと思います。
八幡平では展望の良い場所が3か所(「八幡平三大展望地」)あり、その1つ、“源太森” ではアオモリトドマツが見渡す限り広がる風景も美しかったです。
また、地元のお父さんから普段は滅多に見えないという鳥海山が頭だけ少し覗いているのを教えてもらいテンションが上がりました。去年登ったので感激もひとしおです。
八幡平の頂上はいきなりコース上に現れる展望所にあるのですが、果たして登った事にして良いものか葛藤もありましたが、、良しとします!!(自分に甘い)
八幡平には水蒸気爆発によって出来た火口がいくつもあり、そこに水が溜まり地図にも記載されている八幡沼やガマ沼、メガネ沼などの火口沼が形成されています。
5月下旬~6月上旬には、八幡地頂上付近の鏡沼の雪解けの頃に、「ドラゴン・アイ」という、池の雪が解けて龍の眼のように見える風景が近年名物になりつつあるそうです。
登り終えてから明日に備えて、岩手山に近いホテルのある盛岡まで戻り、名物の盛岡冷麺を食べ、駅のアンテナショップで沢山のお土産を買いこみました。
これで明日の行動食はばっちりです。(笑)お天気も上々のようですので、明日の登山も楽しみに早めに就寝しました。
■本日の服装
上:スキンメッシュ半袖+ウール(150ウェイト)
下:春夏用パンツ
■気温 終始18℃前後
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。