富士山(富士宮登山口~プリンスルート)

投稿者
飯酒盃 奈々
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日程
2018年08月20日 (月)~2018年08月21日 (火)
メンバー
静岡パルコ店スタッフ2名
天候
曇りのち晴れ時々雨
コースタイム
【1日目】富士宮登山口(5:00)萬年雪山荘
【2日目】萬年雪山荘(2:00)浅間大社奥宮(0:40)剣ヶ峰往復(0:50)赤岩八号館(0:35)日の出館(0:35)馬の背(0:50)雲海荘(0:15)富士宮口5合目
コース状況
歩きやすい、整備されている
難易度
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感想コメント

1日目は富士宮駅から出ている8:10発の富士宮口5合目行きのバスに乗りました。9:30頃到着し、約1時間高度に慣らす為のんびりしました。10:30から登山開始!道が整備されていたのでとても歩きやすいです。今回はトレッキングポールではなく思い出に5合目のレストハウスで金剛杖を購入しました。(1本800円〜1200円)山小屋ごとに焼印(富士宮ルートは1回200円)を押してもらえるのですが、これがまた楽しかったです。富士山は遮るものがないので次の山小屋が見渡せるのですが、そこを目指すと焼印がもらえる!と励みになりました。トイレは山小屋ごとにあり1回200円。当日は8合目のトイレが使用できなくなっており、トイレの利用は計画的にしたほうが良さそうです。高山病が気になる方が多いと思いますが、バスで一気に5合目まで来ると人によってはその時点で酸素が薄いな、と感じる人もいるようです。バスの中でも寝てしまうと呼吸が浅くなるので酸素を取り込みづらくなり血中の酸素濃度が下がるので寝ないように前日しっかり寝てくることが重要です。また、その日の体調や体質によって全く症状が異なる&普段の登山してる人でも山頂では高山病になってしまった…なんてこともあるようです。8合目辺りにもなると3000mを超えるのでスピードを出すと呼吸が荒くなってきます。無理をせず休憩を十分にとりながらゆっくりのんびり歩きました。今回宿泊は9合目の萬年雪山荘に泊まりました。約一ヶ月前に予約したのと、盆明け初日だったこともあるのか、通常5人部屋の部屋を3人で貸し切り!更に窓付きの部屋で窓から雲海、夕焼け、星空を堪能でき、とてもラッキーでした。早めに予約してくれたメンバーに感謝です。山小屋自体もきれいで、寝袋も部屋もきれいでした。夕飯はカレー七時には就寝。次の日はご来光の為、1時半に起床、2時に食堂で朝食。3時に小屋出発、ヘッドライトで歩きました。ここから先は段差が大きく岩がゴロゴロしてる感じです。傾斜が急なのでゆっくり、時折夜景を見ながら歩きました。上を向くと流れ星が見えたりと、いい天気でした。結構寒いのでフリースレイン上下着ました。フリース等の温かい手袋も必須です。胸突山荘までの道は名前の通り、結構大変です。あとひと踏ん張り!鳥居が見えてくるといよいよ浅間大社!ご来光にピッタリ間に合いました!風もあり、めちゃくちゃ寒いです。みんなダウンを着ています、ご来光後、寒くて小屋に逃げ込む人が多くいました。浅間大社でお参りし、金剛杖に赤い朱肉?のようなもので印をもらいました!その小屋ごとにつけてもらった焼印を見るとまたうれしくなりました。夜中に通り過ぎた小屋では焼印がもらえなかったので残念です…。またの機会に…!その後、剣ヶ峰まで向かいました。風がまぁまぁ強いので危なかったです。山頂では撮影の行列がすごかったので、タッチだけして早々に下りました。帰りは御殿場ルートにつながる鳥居をくぐり、宝永山経由で帰ります。赤い土の道が特徴的でした。こちらは人が少なく、個人的に好きな道でした。大砂走は膝に負担がかからないのでどんどん下れて爽快でした。どんどん下りやすいので道迷いには細心の注意をして下りました。分岐を間違えてしまうと大変なことになるので地図を何度も確認しつつ下りました。途中途中で某アニメ映画のハ○ルの動く城のを思わせるような広大な平野が見れたのが今回一番嬉しかったです。富士山にもかからず人にほとんど出会わないので特別な空間でした。あと少しで宝永山、というところで稜線でまさかの真っ白ガス&強風に見舞われ3メートル先もよく見えない状態になり、台風姿勢。目と鼻の先で引き返しました。非常に残念ですがもっと天気のいいときに改めたいと思います。

フォトギャラリー

スタート

ガス

焼印

一瞬の晴れ間

ここまで来ると気圧でパンパン

山小屋到着

5人部屋で3人貸し切り!ラッキー

夕飯

夕方、駿河湾まで見えました

朝、日が昇ってきた

山頂までもう少し

御来光間に合った!

剣ヶ峰の写真行列

少し虹?!

宝永山経由で帰ります

宝永山への分岐

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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