絶好の登山日! 那須岳
- 投稿者
-
細内 勇輔
調布パルコ店
- 日程
- 2019年01月28日 (月)~2019年01月28日 (月)
- メンバー
- アウトレット新宿東口店 スタッフ
強い山ガール2名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 大丸駐車場(「だいまる」じゃないよ20分)→峠の茶屋駐車場(60分)→峰の茶屋跡避難小屋(60分)→朝日岳(60分)→剣が峰(60分)→茶臼岳(50分)→峰の茶屋跡避難小屋(30分)→峠の茶屋駐車場(20分)→大丸駐車場
- コース状況
- 前日に降雪があり、歩きやすくもサラリとしたいい感じの雪質でした。茶臼岳までなら軽アイゼンでも行けます。登山者の多いコースなので、よほどのタイミングでなければワカン、スノーシューも必要ないです。
- 難易度
感想コメント
「日帰りで雪山に行こう」がテーマの今回の山行。
八ヶ岳に行こうと思っていましたが、悪天。
日光白根も、悪天、、、。
那須岳は昼間では天気がもちそうだったので、早めアタックの早め下山でどこまで行くかはそのとき次第ってことで、な山行に。やっぱ冬は特に天気に左右されちゃいますね。
天気悪くてもしょうがないよね的に思っていましたが、朝からあまり雲も無く天気が悪くなるように思えない良い天気でした。
結局そのまま天気はずーっともってくれて、むしろ快晴で気持ちが良かったです。
ありがとう、山の神様。
冬季以外は峠の茶屋駐車場まで車で行けますが、冬季は大丸駐車場までしか行けません。
峠の茶屋駐車場、避難小屋にはトイレがありませんので、大丸駐車場にあるラグジュアリーな公衆トイレで用を済ませましょう。
左手に茶臼岳、右前方に朝日岳を見ながら樹林帯を歩いていきます。ここは地元の人もよく登っているようで、前日に降雪がありましたがそれでもかなり早い時間から登っている人もいて、トレースを辿って快適に登れます。トレースを外れると腰まで埋まるところもあります。登りやすくしてくれてありがとう。神様仏様先行者様。
樹林帯を1時間ほど歩くと、岩稜帯になります。
急に見た目的に険しくなってきます。茶臼岳のほうをみれば、火山ガスが噴出しているし剣ヶ峰は登れてもどう降るのか、ひと目にはわかりません。
避難小屋で作戦会議。
天気ももちそうだし楽しくなってきたので、朝日岳に行くことに。
ここでアイゼンを着けました。ここは年中風が強い場所でその強風で朝日岳はあきらめることが多いそうですが、地元の登山者いわくこの日は「そよ風」のようでした。
なんと幸運な一日でしょうか。ありがとう、山の神様。
剣ヶ峰はトラバースする巻き道にトレースがついていたのでこれに従いましたが、剣ヶ峰を乗越す方が一般的のようです。この日は「そよ風」だったので、楽しむ余裕すらありで通過しましたが、強風のときはくれぐれも注意してください。このトラバースが今回の核心でした。「そよ風」でも煽られます。
剣ヶ峰を越えるとまるで3000m級の山のような景色。
「酸素ボンベが底を尽きそうだ・・・」「思考は停止し、自分の呼吸音しか聞こえない」
などと、口々にアルピニストっぽいことを言って遊ぶ。ここの景色を見ているとそんな気分にもなってきます。
朝日岳の山頂に着くと大パノラマが広がっています。
天気がさらによければ富士山まで見えるそうです。
いつまでも見ていられる景色とはまさにここでの景色でした。
眼前の茶臼岳を眺め、次はあそこに行くんだと気合をいれて、降ります。
復路は剣ヶ峰を乗越しました。やはりこのルートのほうが断然簡単ですが、角度は急なので10本以上のアイゼンを必ずつけてください。
茶臼岳までは快適な登山です。火山ガスが噴出しているところは雪が融け穴が開いていたり、変わった形の岩があったりと特有の景色が見られます。
ほどなく着く火口を周り、山頂につきます。ここでの景色ももちろん素晴らしいのですが、そろそろお腹が空いて頭の中は食事のことでいっぱいになっていました。
下山途中に避難小屋に寄り、おのおの山ご飯をいただきます。
避難小屋の中に入れるので強風を避けながらゆっくり腰を落ち着けて食事ができます。
この避難小屋に「単独行は絶対にやめてください」と書いてありました。この山域では従いましょう。
日が傾いて、行きに見た雪だるまは融けかかっていました。
結局一日中天気がよく、そよ風により朝日岳にも行けた最高の登山日和でした。
帰りは那須湯元の泉質の良い硫黄泉に浸かり帰路につきました。
山も温泉も全てが最高の一日でした。
初心者も中級者も楽しめるお山です。
ぜひお出かけしてみてください!
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