木曽駒ヶ岳~空木岳縦走

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2019年07月30日 (火)~2019年08月01日 (木)
メンバー
前田敦子ガイド
天候
晴れ
コースタイム
1日目
千畳敷駅(50)乗越浄土(20)木曽駒ヶ岳(20)宝剣山荘泊

2日目
宝剣岳(40)極楽平(80)濁沢大峰(60)檜尾岳(85)熊沢岳(70)東川岳(30)木曽殿山荘(105)空木岳(5)駒峰ヒュッテ泊

3日目
駒峰ヒュッテ(45)空木平カール分岐点(60)ヨナ沢ノ頭(70)マセキ平(30)池山尾根水場(40)林道終点
コース状況
・全体を通して岩場が多い為、ハイカットの靴、ヘルメットを推奨します。
・ルートは比較的明瞭ですが、悪天候時は注意が必要です。
・駒峰ヒュッテは避難小屋です。
平日は管理人さんがおられない事もあり、売店の使用が出来ない場合もあります。事前に問い合わせしてみて下さい。
※今回は混み具合が不明だったので、念の為ツエルトとシュラフ、マットを持参しました。寝具のレンタルもあります。
《お手洗い情報》
・千畳敷(水洗/ペーパー有)
・宝剣山荘(水洗・有料/ペーパー有)
・木曽殿山荘(簡易・200円/ペーパー有)
・駒峰ヒュッテ(簡易・有料/ペーパー有)
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

夏休みシーズンに入り最初の山行。
昨年までは8月のイベントがあったので、夏に高山へ行くのは久し振りです。
一緒に行ってくれたのは、2019年度より関西のおとな女子登山部ガイドを務めて下さっている前田敦子ガイド(通称あっちゃん)。

今回のコースは1泊2日でも歩けるコースですが、関西からの移動を含めて2泊3日で登ることにしました。

■1日目
新幹線やバスを乗り継ぎ、千畳敷に到着したのが13時前。
ややガスがかかっているものの、カールの裾野に広がるお花畑が盛りを迎えていました。今年は数年に1度のコバイケイソウの当たり年との事で、良い時期に来たようです。
時々ボランティアの案内人が立っておられ花の名前を教えてくれたりもしました。

ゆっくりとお花畑を過ぎ、ここからが登山の本番。八丁坂からは本格的な装備がないと入山出来ません。
乗越浄土まで一気に高度を上げれば本日のお宿、宝剣山荘に到着です。
先に受付を済ませ荷物をデポして、ひとまず木曽駒ヶ岳山頂に向かいます。往復40分位でした。
生憎山頂はガスで展望はありませんでした。

帰ってからはごはんタイム。素泊まりにしたので小屋の外で作ります。
さすがにずっと外にいると寒いのですが、我慢できない程ではありません。
本日のメニューはお通し(いぶりがっことクリームチーズ)、メイン(シーフードクリームパスタ)、お口直し(海藻サラダ)の3点です。意識的に水分補給をするため、食後にたっぷりと別腹のお菓子と紅茶を頂きました。
夜は同じ部屋になったお母様方と登山談義に花を咲かせ、20時過ぎには明日に備えて就寝しました。

■2日目
本日のコースタイムは9時間半。早出して4:40に出発。
宝剣岳辺りで日の出が見れたらいいね、と歩き始めます。
辺りはまだ暗く、岩が濡れていました。
身体がまだ寝ていたので、いつも以上に慎重に鎖を持ちますが、緊張しつつも楽しいひと時でした。
4:55頃が日の出の時間ですが、ガスが濃く残念ながら日の出は見る事は出来ませんでしたが、幻想的なマジックアワーを楽しみました。
日が昇ってからは、文句なしの快晴。今日は良い登山日和になりそうです。

濁沢大峰まではゆるやかな下り。途中、右手に三ノ沢岳がずっと見えます。木曽駒ヶ岳に近いものの、支尾根にあたる為知名度がとにかく低い。
花の百名山ですがいかにもきつそうな風貌で、あっちゃんと「あれ登る人は相当ストイックやなぁ」と話していました。(後日談ですが、丁度その日に栄店のスタッフが登っていたことが後で分かりビックリしました。)

檜尾岳、熊沢岳、東川岳とアップダウンが激しくも、稜線上の景色が素晴らしくピーク毎にいつもよりゆっくり休憩を入れながらかみしめるように歩きました。ソロだと黙々と進みがちなので、話相手がいるのは嬉しいです。

本当ならば、空木岳の手前の木曽殿山荘に宿泊するつもりだったのですが、団体の予約があるとの事で断られました。。
という事で、プラス1時間半の駒峰ヒュッテまで頑張って歩く事になり、おまけに水の販売があるか不明だったので、木曽殿山荘から歩いて10分ほどの水(3L)をプラスオン。
ここからの登りが一番キツいのに!!と思いながらも最後の登りなので俄然ファイトが湧いてきました。

事前情報で何度も偽ピークがあるのは分かっていたのですが、登っても登っても更に上に道が続いているのには辟易しました。ようやく着いた山頂は何と嬉しかった事か。
あっちゃんと感無量の喜びを分かち合いました。

結果的に駒峰ヒュッテに宿泊した事で良いことが沢山ありました。
①翌日のご来光も空木岳の山頂で拝むことが出来た。
②小屋の管理人さんがハイマツの下に生えるハイマツイグチ(キノコ)汁をふるまって下さった。※人数が少なかったので特別サービスとの事。
③人数が7名だったので静かで快適だった。

山岳会のOBさんが管理しているとの事で、建築資材も3年かけて運び上げたそうです。小さいながらも清潔で、壁には沢山の写真が飾っておりミニギャラリーのようでした。山への愛情が感じられる、素敵な小屋でした。

■3日目
4:20起床、4:30に空木岳を目指して約10分の登り。贅沢な朝です。
山頂で昨日お預けになっていたご来光を見る事が出来ました。

本日は下山のみ。緩み切った気持ちでいたのですが、管理人さんが毎年1~2人は滑落している迷尾根(小地獄・大地獄)があるから、気を引き締めて!!そしてそこは絶対にストックを使用しちゃ駄目!!と固く言い含められました。
は・・・はい!!肝に銘じます。

下りはネイチャーガイドの資格も持つあっちゃんが、色々な植物やキノコ、菌類の解説をしてくれたので「ほぉ」とか「へぇ」とか関心しきりで最後まで楽しく歩く事が出来ました。
小地獄・大地獄は入口・出口に白い大きな看板が出ているので、そこだけ集中力を高めて通過しました。確かに知らずにフラフラ歩くととても危険です。(樹林帯なので分かりにくいのですが、両端がスパッと切れ落ちています。)

最後は池山小屋前の水場で涼を取り、林道終点でゴール。下の菅の台バスセンターまでプラス2時間歩く事も考えていたのですが、結局タクシーの魅力に負けて約15分ほど文明の利器を使用させて頂き、こまくさの湯でお風呂に入り名物のソースかつとマス料理を食べあっと言う間の3日間が終了しました。

あっちゃん今回はありがとうございました。
次は是非栂海新道に行きましょう!!

■今回の服装
上:ミレー・ドライナミックメッシュ ウール(150ウェイト)
下:春夏用パンツ

■気温
7/30 12:45千畳敷(18.2℃)
7/31 8:20檜尾岳(20℃) 駒峰ヒュッテ室内16:30(19℃)
8/1  12:30菅の台バスセンター(32℃)

フォトギャラリー

一緒に登ってくれて感謝!!

外せない撮影スポット

八丁坂の始まり

レアに思えないくらいに咲いていたクロユリ

木曽駒ヶ岳はガスガス

炭水化物をしっかり食べる!!

翌日。朝からいきなり宝剣岳。

雲海と太陽

ヒメウスユキソウ、雫を纏って

おどろおどろしい雰囲気

これから歩く稜線

すれちがったのは10人以下でした

クライミングなんて聞いてないよ~

とにかくアップダウンの連続

「まだかい・・・」の図

駒峰ヒュッテ

ハイマツイグチというキノコ

翌日。ご来光を見て大満足のあっちゃん。

粘菌の一種。アメーバみたいで可愛い。

浴槽のような池山の水場。お疲れ様でした。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部