関西　花の山（61）涼しくなった初秋の伊吹山～イブキトリカブト

伊吹山（いぶきやま・1377ｍ）は日本百名山で滋賀県最高峰です。花の百名山にも選ばれ、春～夏場は百花繚乱で、伊吹山ドライブウェイを利用すると短時間で登頂できることから観光客も訪れます。
9月に入ってもまだ猛暑が続きますが、伊吹山でも日射病で運ばれた人もいるくらい暑い山です。夏場はできれば日中は避けたいところで、警戒して早朝5時30分から登り始めました。
ところが今日は常に風が吹き涼しく、３合目付近ではススキがたわみ、すっかり秋の装いでした。
3合目のお花畑に立ち寄りましたが、ツリガネニンジンやゲンノショウコのような秋の花に加え、まだハクサンフウロのような夏の花もたくさん咲いています。春や夏と違い、ここから先は花が咲いていないとあって、足早になります。5合目あたりで下山してくる人とすれ違いましたが、ご来光目当てでしょうか？それもいい考えでしょう。
上部に行けば行くほど、風が強くなり、逆に今日は快適！山頂部は寒いくらいですね。
山頂からは今日の探し物、イブキトリカブト・アケボノソウを見ながら東⇒西と周回しゆっくり時間をとりましたが、残念ながらヒメフウロとイブキコゴメグサが見つからず。
山頂駐車場も平日なのでほとんど車の姿がありませんでしたが、下山時にはさすがに登ってくる人が多数、汗だくになって登ってきます。もう少し経てば、もっと涼しくなるのでしょうが、まだ早朝登山がいいと思いました。