初登りは富士見遊山 御坂山塊・釈迦ヶ岳~黒岳
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2020年01月01日 (水)~2020年01月01日 (水)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- すずらんの里(70分)釈迦ヶ岳(60分)どんべえ峠(50分)黒岳(20分)すずらん峠(50分)すずらんの里
- コース状況
- ・すずらんの里駐車場までの道は凍結しています。冬タイヤでお出かけください。30台ほど。トイレは閉鎖中。
・釈迦ヶ岳の岩場では積もった雪が凍結してます。どんべえ峠から先はくるぶし程度の雪です。すずらん峠から下は雪面のへつりを歩くので注意。チェーンスパイクやストックがあれば安心です。すずらん園地はロープが張られ中に入れないようになっています。
- 難易度
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感想コメント
新年の初登りは、お正月らしく富士山が格好良く見える御坂山塊へ。中央道から見上げると一際目立つ釈迦ヶ岳と、300名山の黒岳を縦走してきました。
初日の出を山の上から見ようと早起きしたのですが、河口湖から見るのも良さそうだと計画を変更して(本当は起きれなかっただけ)、富士山と河口湖が綺麗に見える大石公園へ。夜明け前の駐車場はすでに満杯、大勢の人で賑わっていました。
ピンクに染まる富士山を眺めた後は、山梨方面へ向かい登山口のある笛吹のすずらんの里を目指します。春にはすずらんの群生が見られ一大観光地になるようですが、冬はさすがにひっそり、停まっていた車も僅かに2台でした。
序盤は落ち葉を踏みしめながら稜線へ向かい、登り切ってまずは西の釈迦ヶ岳を目指します。アップダウンをいくつかこなし、岩場が出てくると頂上は間もなく。山頂に出ると、南側の尾根からどどんと顔を出す富士山がお出迎え。反対側は八ヶ岳と南アルプス、端から端までくっきりと見えました。
一通り堪能した後は、来た道を戻りどんべえ峠まで下降、今度は雪がしっかりと付いた道を黒岳目指して登ります。日影で立ち止まると急激に冷えてしまうので、つづら折りの単調な道を休憩なしで黙々と歩きました。
尾根まで出ると東側に電波塔の立つ三ッ峠山、急登がなだらかになって黒岳山頂へ出ました。樹林に覆われ特徴のない山頂、しかしそこから河口湖方面へ僅かに下ると想像以上の絶景が待っていました。
河口湖の上に圧倒的な存在感で両翼を広げる富士山、思わず感嘆の声が漏れました。これほど圧倒的な富士山は初めてです。他のどんな素晴らしい山も、この富士山の前では押しなべてひれ伏してしまいそうな存在感。山飯を食べながら、移ろいゆく富士山を心行くまで眺めてから下山しました。
下山後は御室浅間神社で初詣、鳥居を枠のようにして聳える富士山や、西湖まで行って逆さ富士を見たりと富士山三昧の一日でした。
富士五湖周辺には他にもたくさん秀麗な富士山を拝める山がたくさんありそうなので、今回を機にいろいろ巡ってみたいと思いました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。