みんなで楽しむ♪高見山(1248.4m)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2020年01月18日 (土)~2020年01月18日 (土)
- メンバー
- 営業MD部:井上 営業企画部:松本、近兼
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 高見登山口(60)小峠(30)高見峠(60)高見山(70)高見杉(40)下平野登山口
- コース状況
- ・小峠まではほぼ積雪なし。小峠からの分岐は3本あり、旧伊勢南街道入口の見落としに注意。
・ルートは非常に整備されており分かりやすいです。
・雪や凍結箇所がありますので、ストックがあると便利です。
・チェーンアイゼンでも可でしたが、雪に不慣れな方は6本爪の軽アイゼンを推奨します。
・麓は泥だらけになるのでゲイター必須です。
・土日祝は近鉄・榛原駅より「霧氷号」バスも運行されています。
《お手洗い情報》
・高見登山口(水洗/ペーパー有)
・たかすみ温泉(水洗/ペーパー有)
- 難易度
感想コメント
昨年夏に唐松岳に行った同僚メンバーで高見山に行って来ました。
高見山は台高山脈の北側・奈良県、三重県の境にあります。
今回のテーマはずばり「雪山・軽アイゼンデビュー」です。
今年は暖冬傾向で、レポートを見ていると例年の雪景色が嘘のようです。
雪のない高見山に不安になり、出発2日前まで場所変更も検討しておりました。
が、取りあえず行ってみようと出掛けたところ、前日に少しだけ積雪があり思いの外
雪山を楽しむ事が出来ました。
近鉄・榛原駅から運行している期間限定・土日限定の「霧氷号」に乗り込みます。
以前出掛けた時より登山客の数はかなり少なかったものの座席が全て埋まる位でした。
登山口の気温は6℃前後。小物でレイヤリングを整えつつ出発です。
登り初めて20分くらいで初めての雪を見た時は歓声!!
(でもその後そこまで喜ばなくなるという現金さたるや。。)
場所によってはかなりの強風が吹き、温度差にギャップを感じます。
グローブを厚手に替えたりフードをしっかり被ったり。
かたや最後の急登では、一気に運動量が上がり「雪山でもこんなに暑いんだ」と汗をかきかき。
目まぐるしく変わる気温に細かく衣服調整をして対応します。
山頂直下は少しガスっぽく、残念ながら周りの景色は見る事ができませんでしたが、
雪山を楽しむという目標はしっかり達成することが出来ました♪
(状態が良ければ富士山まで見えるそうです。)
山頂にある避難小屋は満席。混雑を予想しておりましたので、今日は予備のバーナーは使わず
サーモスでお湯をそそいで簡単ごはんで済ませます。
ダブルウォールのマグカップは冷めにくく、アツアツのスープが有難かったです。
食後は自然と持ちよりとなったスイーツで別腹タイム。こういうの女子っぽくて良いですね。
14:00を過ぎると一気に人が掃け、小屋内も冷えた空気に様変わり。
下山時はようやく軽アイゼンの出番です。初装着のお2人は事前に予習ばっちりでスムーズに準備完了。
行きよりも下山ルートの方が積雪が多く、「これはもう雪山デビューをしたと言っても過言ではない」と
お互い何度も確認し合いました。
麓の方は流石に全く雪がなく、パンツの裾が泥だらけになりますのでゲイター必須です。
時間に余裕があれば、下山後は登山口にあるたかすみ温泉に入るのもおすすめです。
神戸からの移動は少し大変でしたが、さすが関西のマッターホルンです。来た甲斐がありました。
次は青空も見たいね、と少しばかり贅沢を言って帰路に着きました。
■本日の服装
上:アクティブスキン+ウール(150ウェイト)+R2+ナノパフ 標高800m以上はレインウェア着用
下:アクティブスキン+秋冬用パンツ
小物:ニット帽、グローブ3種を使い分け
・薄手メリノウール(食事の際利用)
・フリース素材(標高1,000mまで)
・ウィンドストッパー付(標高1,000m以上)
■気温
10:00 登山口(6℃) 13:45 山頂小屋内(-0.5℃)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。