雪の赤城山

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投稿者
酒井 健
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2020年01月06日 (月)~
メンバー
天候
晴れ&強風
コースタイム
登山口<90分>山頂<55分>登山口
コース状況
雪がしっかり積もり急登でもあるので前爪のある10本爪以上のアイゼンがおすすめ。
今日は黒檜山のピストンだったのでストックのみで行動できました。
強風が吹きやすい山なのでネックゲイター・ニット帽は必須。こんな時はバラクラバが便利です。
雪の晴れは特にサングラスを忘れずに。
ふみ跡がしっかりあり迷いませんでしたが、降雪直後は慣れていないとルートが見つけにくいかもしれません。
難易度
Google Map
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感想コメント

新年初登りは群馬県にある百名山【赤城山】へ。

数日前のブログ情報では雪はあまりなくチェーンアイゼンぐらい、、、だったのが前日に調べてみるとなんと雪が積もっているではありませんか!急遽12本爪のアイゼンを用意し登山靴とチューニング。防寒着もしっかり準備して出発です。

駒ヶ岳登山口の駐車場から駒ケ岳、黒檜山へとぐるり周回コースを考えていましたが駐車場に着いてみるとかなりの強風。天気はいいのですが風がハンパない。山の上を物凄いスピードで雲が流れていきます。
テンクラCはこれかっっ。

稜線歩きがキツイかもしれないと思い黒檜山登山口から黒檜山ピストンに変更としました。
なかなかの雪でスタートからしっかりアイゼンを装着。そしていきなり急登です。久しぶりのアイゼンとふかふかの雪にテンション上がります(笑)ここらへんは樹林帯の中なので風はそれほどでもありません。時折雪の下に埋まっている岩に足を取られそうになり注意して進みます。

しばらくすると尾根にあがります。するとそこからなんと富士山が見えるではありませんか!!そして眼下には凍った大沼が広がります。見上げれば真っ青な空と霧氷した木々の枝。素晴らしい眺め。これが冬の登山、雪山の楽しさですよね。そして尾根上をひたすら登り続けます。こちらのコース、地味に登り続けるパターンでした。急登ではないもののとにかくひたすら登ります。

そして駒ヶ岳への分岐へ。【小沼の先に富士山】の看板に惹かれ右へ。鳥居発見。そこから小沼、そしてその先に富士山!がかろうじて見えました。稜線に上がりましたがそれほど風は感じません。戻って山頂へ向かいます。

この稜線歩き(ほんの数分)が今日一気持ちのいい歩きでした。真っ青な空と雪の白とのコントラスト。たまりません。そして山頂に到着!しかし遠くの山々には薄雲がかかり展望ははっきりせず、、、
少し先に展望地!との看板にまたまた惹かれ進むと、、なんと暴風。雲に囲まれ展望地なのに展望がなく。本当はあそこに谷川岳が見えるんだよ、と教えていただきましたがかすかーーーに見えるかな、というところ。それより何よりあまりの風にカメラを構える手も冷たくなり耐えられません。急ぎ山頂へ戻ります。山頂はそれほど風の影響もなくランチをしている方々もいましたが、私たちは先ほどの鳥居の場所まで戻りランチタイムにしました。

今日のランチはもちろんカップラーメン。お正月なのでお餅も持ってきましたが優雅に焼いている余裕はなさそうなので却下(笑)そして秘密兵器。新発売の【サーモス山専ボトル750ml!】ってそれほど大袈裟なものではありませんが、、、
750mlという中間サイズが出たことにより私と妻の二人分のカップラーメンを作ることができるようになりました。サーモスは保温機能も高く、朝沸騰したお湯を入れてくればランチタイムに十分カップラーメンが作れます。これで寒い中お湯を沸かす時間を短縮。熱々ラーメンとおにぎりをいただき下山開始。

急登ということは急な下り。雪に隠れた岩場に足をとられないよう慎重に。登りとは違った光加減の大沼をずっと眺めながら下ることができて楽しい下山でした。

フォトギャラリー

黒檜山だけ雲がすごい速さで流れています

登山口からしっかりと雪

結構積もってます

雪の下に岩場が埋もれているので注意

大沼と赤城神社

電波塔の横に富士山

青と白

気持ちいい尾根歩き

まだまだ続く急な登り

鳥居

小沼の奥に富士山 があるはず、、、

今日一気持ちのいい歩き

深い空の青と雪の白

山頂!

暴風の展望地

新兵器

帰りに赤城神社へお参り

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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