春は名のみの風の寒さや 早春の上高地
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2020年03月24日 (火)~2020年03月25日 (水)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 1日目/雪 2日目/晴
- コースタイム
- 【1日目】釜トンネル(30分)上高地トンネル(30分)大正池(60分)バスターミナル(10分)小梨平
【2日目】小梨平(10分)バスターミナル(40分)大正池(25分)上高地トンネル(25分)釜トンネル
- コース状況
- ・松本側からアクセスする場合は駐車場は市営沢渡第2駐車場に停められます。冬期は無料開放。トイレあり。158号線は朝方路肩が凍結してます。
・さわんどバス停から乗車し10分程で釜トンネルのある中の湯バス停に到着します。始発は8:55。これを逃すと次は11:10,12:20です。駐車場から釜トンネルまで徒歩で約2時間、道は狭くかなり交通量も多いのでバスに乗るのが確実です。片道1000円。帰りは中の湯発9:00、11:20,14:00,15:00,16:00,最終は18:00です。土日のみアルピコタクシーが営業してます。片道3000円くらい、駐車場に連絡先書いてありました。
・釜トンネル内は照明が無いので要ヘッドランプ。工事車両が通過するので歩道を歩いてください。
・テントサイトは小梨平、冬期トイレもあります。大正池にも冬期トイレあります。水場無し。
・ワカンやスノーシューが必要なほど積雪はありません。下層が凍結してるので軽アイゼンが有効です。
・近くの白骨温泉、沢渡温泉はどこも平日日帰り入浴やってませんでした。
- 難易度
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感想コメント
春を求めて残雪期の上高地へ出かけて来ました。まだ真っ白い穂高を眺めながらのんびりお散歩…のつもりでしたが、早春賦の唄のように、初日は吹雪でテントから出る気になれず暖を取りながらひたすら籠っていました。読み物は地図しかないしお酒も嗜まないので、やはり頼みはスマホ。『翔んで埼玉』を視聴しながら、時折不気味な笑い声を小梨平に響かせました。
一夜明けると外は穏やかな快晴、白樺の木々の間から穂高連峰の銀嶺が覗いて歓喜の声。周りでは既にテントから抜け出してコーヒーを飲む人、早朝の散歩の準備をする人など、昨日と打って変わって穏やかな時間が流れていました。とはいっても寒いのに変わりはないので、朝ごはんをしっかり摂って体を十分に温めました。冷えないうちにテントを撤収、風がないと片付けが非常に楽です。
支度を済ませたら河童橋へ、ここから見る穂高と焼岳は格別、夏の賑やかさが無いのがまたよろしい。バスの時間もあるので周辺を少しだけ散策して帰路に就きます。前日大正池から見えなかった穂高を見納めてから、再び2つのトンネルをくぐってゴール。昨日もこんな天気だったらなぁとぼやきながら中の湯に到着しました。
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