奥秩父・雲取山(テント1泊2日)

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投稿者
酒井 健
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日程
2011年12月28日 (水)~2011年12月29日 (木)
メンバー
ららぽーと横浜・徳宿
天候
快晴
コースタイム
【1日目】鴨沢8:30-堂所10:30-七ツ石小屋下11:15-奥多摩小屋12:45-雲取山山頂13:50-雲取山荘14:30
【2日目】雲取山荘8:50-雲取山頂上9:20-奥多摩小屋10:20-七ツ石小屋11:20-堂所12:15-鴨沢13:10
コース状況
石尾根分岐までの道は地中の水分が凍っていてボコボコに膨らんでいる部分が多い。場所によってはぱっくり口が開いている状態になっている。足を引っかけないよう注意が必要です。また表面上は土でもすぐ下は凍っている道も多いので滑らないように注意が必要。
七ツ石小屋分岐の先にある橋の足が片方(2つのうち)外れています。通行止めにはなっていませんが七ツ石小屋経由をお勧めします。時間的には5分くらいしか変わりません。
石尾根のショートカットルートも凍結しています。
難易度
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感想コメント

今年の締め括りに東京都最高峰の雲取山に行ってきました。

登山道の脇は霜柱が幾層にも形成されており、それを眺めると冬だな~と実感します。それを隣で壊しながら歩く人もいましたが・・・。 
この時期はまだほとんど雪はなく全体的に難しい部分はないです。しかしながら、登山道は凍っている部分も少なくはなく6本爪は必携です。

天気がよく風も強くなかったので石尾根に出てもアウターを着なくてもいいくらいでした。休憩時には肌寒くなりますが歩き始めるとすぐに脱ぐ羽目になりました。

頂上から雲取山荘までは日蔭になり道も凍っているのでここで6本爪を装着。ゆっくり下っても30分くらいですが安全が優先です。小屋に到着。今回はアライテントの“ゴアライズ3”を使用。昼間の暖かさが嘘のように気温が下がり指先がかじかんできました。まだ明るくても午後になると雲取山荘は日蔭になるの素早くテントを設営し冷えた体を珈琲で温めます。その後、夕飯の準備に取り掛かる。今夜のメニューは“生姜焼き丼”と“豚汁”です。いや~美味い。そしてもちろん食後に珈琲を淹れまどろみます。

完全に日が落ちるとこの時期の雲取山のおススメとも言える“夜景”が目の前に広がる。しかし小屋からだと完全には見えないのです。だから山頂からの方が断然イイです。元気があればヘッドランプを着けてちょっとしたナイトハイクを楽しむのも一興です。ただし決して無理はしないこと。

19時の段階で気温マイナス5~6度。今回はマイナス10度対応というシュラフにシュラフカバーを使用。
しっかり潜り込んで、おやすみなさい。

山では早立ちが鉄則である。知ってはいるがそれが難しい。出来た試しがない。今回も例外なく7時と遅めの起床。睡眠時間は12時間。日頃の寝不足バッチリ解消。朝食を済ませ、テント撤収。小屋の前で最終確認をして出発。

今回はピストンなので山頂まで登り返し、昨日歩いた道をまた戻ります。途中、七ツ石小屋によりピンバッジを購入。ここのピンバッジは3種類中2種類がオリジナル。興味がある方は是非寄ってみて下さい。ちなみに休憩と水と景色(富士山の眺めは最高)は無料です。

あとは鴨沢まで一気に下ります。

今回は本当に天気が良く気持ちのいい山行でした。

フォトギャラリー

さて出発です。

自然の造形美。

最初の目印、堂所。

どこからでも見れる日本一の山。

危険!!外れてる!!!!

七ツ石小屋経由で行きます。

日蔭はカチコチ・・・

気持ちのいい石尾根。

奥多摩小屋でトイレ休憩。

避難小屋だ。頂上近し。

山頂到着。山と都会の両方が望める場所。

山荘への下り。安全のために6本爪装着。

今日の目的地。

夕食は生姜焼き丼と豚汁。

夜中に凍ったナルゲン。

今回の家。やっぱり3人用はちょっと広いな・・・

朝食はド定番の棒ラーメン・カレー味。

きっとまだまだこれから何回もくるんだろうな。

通年営業の七ツ石小屋。ここで最後の大休止。

もうすぐ到着。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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