good condition♡ 赤岳主稜 2021
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2021年02月09日 (火)~2021年02月10日 (水)
- メンバー
- GRなんば 岡見
- 天候
- 晴れ 強風
- コースタイム
- 赤岳山荘→(60)→南沢大滝→(50)→行者小屋→(60)→赤岳主稜取付き→(180)→赤岳山頂→(30)→行者小屋→(60)赤岳山荘
- コース状況
- 赤岳山荘まで四駆+タイヤチェーンはマストです。
前回(1/20)より轍は深くなっていました。
週末のトレースに数センチ新雪が積もっていました。
感想コメント
GRなんばの岡見氏と八ヶ岳に行ってきました。
彼は冬山が初めてなのですが、いきなり2月の八ヶ岳(笑)
自分は八ヶ岳の人気のあるバリエーションルートはだいたい行ってしまったので、去年天気が悪くて景色が見えなかった赤岳主稜に再びトライすることにしました。
降雪後の赤岳西壁主稜 2020
初日は、前回敗退した南沢大滝へアイスクライミングにいきました。
かなり寒く(マイナス20℃)、前回と同様に氷が硬くて半分ちょっと登ったあたりで心が折れました( ; ; )
人間の頭ほどの氷の塊を落としてしまったのも反省です。
三月になれば、もう少し登りやすくはなるのでしょうが、バーチカルの壁は高いですね。
ところで、厳冬期のキャンプで快適に眠ることは、永遠の課題です。
今回は、ハンモックinツェルト二段ベットシステムを採用しました。
ファイントラックのチューブツェルトの中にハンモックを通す、という画期的な方法。
ハンモックだと地面(雪)との接触がないため結露が減り、しかも上と下でそれぞれのスペースが確保でき、ストレスがない。
と、ここまでは我ながら素晴らしい発想だったのですが、ハンモックの中に敷くマットを忘れてきてしまったので、一晩中お尻と背中が冷えて大変寒い思いをしました。
翌日は、赤岳主稜へ。
私は去年すでに行ってるので、今回は出来るだけスピーディーに抜けることを目標といたしました。
文三郎の登山道はトレースが残っていたのですが、取り付きに向かうトラバースから全くトレースが無く、最高\(^^)/
岡見さんのご好意で(笑)全ピッチリードさせてもらいました。
核心部は最終6ピッチ目のように思いました。
高度感がありますが、ホールドは大きく、ダイナミックなムーブで楽しめます。
これを越えると傾斜が落ちるのでコンテで歩きましたが、岩が露出し案外悪いので注意が必要です。
残置は雪に埋まってしまっているのもあったので、カム類は持ってきてよかったです。
貸し切り&ノートレースで、これ以上ない登攀日和。
去年は6時間以上かかったのですが、条件がよく今回は半分以下でした。
11時に山頂、14時半には赤岳山荘に帰ってこられたので、今回はかなり模範的な山行でした(笑)
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