白山の展望台・雪の越前甲

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2021年03月11日 (木)~2021年03月11日 (木)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
天候
快晴
コースタイム
国道416号最終除雪地点(32分)国道416号から取付点(30分)トラバース終了主稜線(43分)越前甲(15分)トラバース終了主稜線(14分)国道416号から取付点(23分)国道416号最終除雪地点
コース状況
アプローチ
・公共交通機関はえちぜん鉄道勝山駅からコミュニティーバスが野津又第二まである。
 そこから徒歩30分程度。(バスは予約性で1日3本で日帰りでは使えない時間帯)
・マイカーは国道416号で冬季通行止点で駐車する

➀駐車地は除雪地点で4台程度で後は国道沿いに駐車可能
②国道416号の通行止区間を歩きますが、八反滝の見える部分のカーブはショートカット
でき、国道に再合流し、カーブを曲がった箇所に傾斜の落ちたよさそうな取付点がある
➂しばらくすると、スノーブリッジがありますが、時期が遅いと迂回する必要あり
➃送電線下の台地からしばらくでトラバース地点に入りますが、延々と前方の主稜線までトラバースしますが雪崩注意
⑤主稜線に出るといきなり急登で、雪の状態次第でアイゼン装着
➅山頂は広い台地で標識は埋まっていました
➆下りはまたまた急ですのでスリップ注意
➇立ち寄り湯は勝山温泉センター水芭蕉が620円(10:00~22:00:第三水曜日定休日)
難易度
Google Map
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感想コメント

越前甲(えちぜんかぶと・1319m)はその山容が昔の武将が用いた兜に似ていることから「越前甲」通称「甲山」と呼ばれています。
また越前大日山とも呼ばれ、西側の稜線沿いにある小松市最高峰の加賀大日山と区別して越前の名がつく。トロイデ型の火山で山頂はドーム型、側壁は急峻な岸壁となっています。360度の展望はすばらしく、白峰連峰をはじめ、赤兎山、大長山、取立山などの加越国境の山々の山容等が満喫できます。
本日は帰郷する必要があるので手早く午前中で終わりそうな山を探し出しました。勝山側から見て、岸壁が見える山なのですぐわかりますが、いったいどこを登るのかと思わせる山容ですが、逆に意欲をわかせてくれる山です。
冬季はあまごの宿の向こう側まで除雪されているので、除雪終了点からスタートします。残雪を利用すると、この先の国道も途中でショートカットしながら進め、さらに夏道の大日峠までは行かず、手前から山に入り、トラバースしながら大日峠から上がってくる主稜線を目指していきます。これも雪が締まっているのでかなりハイペースで進めました。
主稜線に出ると、今度はかなり急な尾根でアイゼンをきかせて登るようなカチカチだと苦労しそうな所でしたが、ここでもツボ足で蹴り込んでちょうどいいくらいの最高の雪質で、快適そのもの。あっという間に登って、意外と早く山頂に到達。
山頂からは白山が正面に、さらに昨日、登った荒島岳、取立山の稜線、そして勝山の街並みと360度パノラマが待っていました。昨日の荒島岳がこのような感じだったらと思いましたが、今日の景色で吹っ飛びました。加賀大日山もすぐそこで往復2時間までで行けそうで未練が残りますが、ピーカン過ぎて、さらにグサグサにならぬようにすぐに退散。
まさに残雪のすばらしい山でした。

フォトギャラリー

なかなか荒々しい姿の越前甲

国道416号から見る越前甲

ここで通行止

国道を歩きます

八反滝と越前甲

ここから山に入ります

まずはスノーブリッジ

スノーボーダーを抜かします

延々とトラバース

主稜線からはかなりの急坂

歩きやすい雪質

ちらっと加賀大日山

見えました越前甲山頂

振り返ればきれいな白山

山頂から勝山市街と荒島岳

白山のアップ

加賀大日山

急下降!

向こうに大日峠が見えます

雪が緩くなってきましたのですぐにトラバース退散

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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