東海 花の山(74) クモイコザクラ咲く八紘嶺

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2022年05月17日 (火)~2022年05月17日 (火)
メンバー
イオンモール各務原店 本田康之
他1名
天候
曇り/雨
コースタイム
安倍峠登山口(46分)八紘嶺登山口(60分)富士見台(79分)八紘嶺(84分)八紘嶺登山口
(28分)安倍峠登山口
コース状況
アプローチ
・公共交通機関はJR静岡駅から梅ヶ島温泉まで静鉄バスがあります
・マイカーは国道1号静清バイパス昭和インターから県道27号29号で梅ヶ島温泉へ

①駐車は梅ヶ島温泉駐車場(トイレあり)、安倍峠登山口前の路肩
②豊岡梅ヶ島林道が通行止の為、安倍峠登山口から登山道で八紘嶺登山口へ向かいます
③安倍峠登山口からしばらくでシロヤシオが見られますが、最初にあるのは高い木で、もっと先に目線で見れる木がありますので最初のは通過するとよいです
④富士見台付近から右側斜面が切れていてロープが張られています。またトラバース気味に進み、岩場を回避するような登山道になります。このトラバース部分は帰りはスリップ注意です
⑤途中から静岡側が草原になっている風景に変わりますが、小ピークを数回、通過して、ようやく八紘嶺山頂です
⑥山頂は展望がなく、北側に少し下ると南アルプスが見えました
⑦立ち寄り湯は梅ヶ島温泉黄金の湯が700円(9:30~17:30 月曜休)
難易度
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感想コメント

八紘嶺(はっこうれい・1918m)は安倍川上流部の安倍奥エリアにあり静岡・山梨県境に位置することから山梨百名山・静岡百山に選ばれています。すぐ向こう側は南アルプス深南部になりますが静岡県静岡市に属し、さすが縦に長い静岡市です。
富士山展望の山として知られますが、今回は5月ということで①クモイコザクラ②シロヤシオ③残っていたらキバナハナネコノメが目当てになります。
安倍峠までの豊岡梅ヶ島林道が2019年から通行止の為に梅ヶ島温泉から少し上の安倍峠登山口からスタートになります。あまり天気がよくないですが、雨は降らず、ガスも出ていない中、本来の八紘嶺登山口までは杉林のグネグネとゆっくり標高をあげるのみ。登山口からは新緑がきれいな②シロヤシオの木がポツポツ出てきますが、高くて花が散っているか傷んでいる木が多く、ウロウロしながら進んでいきます。安倍峠からの登山道が合流する地点になると目線になり、しかも花付きがよいものばかりで大当たり、撮影に時間をかけます。富士見峠まで上がってくると、ヤセ尾根ではないですが、だんだん小さな岩場が点在し、山梨側は切れ込んでいる地形でトラバース区間が多くなります。ここから目を凝らしながら、再びゆっくり進み、①クモイコザクラのピンク色の花が群生する岩場を見つけました。足元には③キバナハナネコノメやワチガイソウも見つけました。これでミッション達成。クモイコザクラは今が見頃でキバナネコノメソウは辛うじて枯れてないのがありましたが、こちらはもうそろそろ終わりです。他には切れ落ちた稜線にイワカガミ、山頂にはヤマザクラが見られました。八紘沢の頭付近で雨がポツポツ、ガスも出てきましたが山頂からは雪が残る南アルプス聖岳のてっぺん部分や上河内岳も見えました。帰りはうっすらガス混じりの中を帰りますが、かえって幻想的で台高のような風景、新緑がさらに輝きを増した感じでした。
心残りとしてはずっと曇空で富士山が見えなかったこと。展望の効く箇所で大きな山容が見えてはいましたが、7合目くらいから上、お鉢部分は見えずでした。

フォトギャラリー

クモイコザクラ

安倍峠登山口

ジグザグの樹林帯

林道に再び合流

八紘嶺登山口、ここからが本番

植生も変わってきました

シロヤシオ満開

シロヤシオ街道

トラバースが続きます

キバナハナネコノメ

イワカガミ

草原になってきました

大谷崩方面の展望

梅ヶ島温泉を眼下に

富士山が・・・

ひつこく小ピークを越えていきます

ここを登ってきました

八紘嶺1918m

聖岳と上河内岳

帰りは幻想的な霧の新緑

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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