八ヶ岳~ツクモグサが見たくて

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投稿者
酒井 健
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日程
2022年06月13日 (月)~
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
登山口<120分>行者小屋<75分>赤岳山頂<60分>横岳<60分>硫黄岳<50分>赤岳鉱泉<80分>登山口
コース状況
良好 雪の残るところはありません。
難易度
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感想コメント

八ヶ岳の横岳、白馬岳、利尻岳などわずかな場所でしか咲かない貴重な高山植物のツクモグサ。そして絶滅危惧種【森の妖精】と言われるホテイランを見に八ヶ岳へ。
今回は日帰りでぐるっと周回に挑戦しました。

【登山口~行者小屋】
ホテイランが咲いているのは南沢ルート。久しぶりに歩きます。
緩やかな沢沿いの登山道を30分ほど歩くと保護柵に囲まれたホテイラン発見!小さくてなんともはかない感じです。首を垂れるように下に向いているのでなかなかうまく撮影できません。跪いたり下から覗いたり、色々駆使してなんとかカメラに収めることができました。スタートから撮影に時間かかりすぎ(笑)
1時間ぐらいのアップのあと急な登りが始まり、暫くしてまた緩やかで広い登山道になり頭上が開けてくると行者小屋に着きます。

【行者小屋~赤岳】
ここからヘルメットを装着。今日は文三郎ルート。こちらのルートの代名詞でもあるマムート階段が延々と続きます。
急な斜面に設置された階段。足を引っ掛けたりしないよう集中して歩きます。ふと振り返れば遥か下に行者小屋、そして奥にに赤岳鉱泉。あまりはっきりしない曇り空でしたが遠くの山々も見えます。阿弥陀岳からの登山道合流地点から山頂までは岩場が続きます。三点支持の基本を忘れずに。

【赤岳~横岳~硫黄岳】
山頂で一息ついた後はいよいよツクモグサにご対面!
山頂直下のガレ場はかなり滑りやすいので慎重に下ります。地蔵尾根への分岐を過ぎハシゴや鎖場を進んでいくと見つけた!ツクモグサ。小さく小さくそこに存在していました。が、残念ながらつぼみが多くなかなか咲いている花に出会えません。急な斜面を見下ろすとそこかしこにツクモグサが見えるのですが撮影はできそうになく、、、ようやく見つけた花開くツクモグサには人が集中し撮影の順番待ち(笑)何枚か撮影し次の方へ。譲り合って危険のないように撮影してください。仙添尾根までくるとツクモグサゾーンは終了です。若干早かったようですが目的のツクモグサの撮影ができて良かった。

【横岳~硫黄岳】
横岳の先は細い尾根が続くので注意して進みます。
硫黄岳山荘まで下りトイレ休憩。最後に大きなケルンがつらなったダラダラとした登りをこなし山頂到着。花に夢中だったけど今日は周りの山々も良く見える大展望。もちろん富士山もばっちり。硫黄岳からは今日歩いていた長い長いルートが見わたせ、ようやくここまで来たなぁ、、という感じです。

【硫黄岳~赤岳鉱泉~登山口】
本日の行程、最終コーナーをまわり一気に下ります。
花も景色も堪能したので黙々とただひたすら下るのみ。赤岳鉱泉でお手洗いタイムを取ってまた下り。今日も堰堤広場からの林道は長かった。

いつもは1泊で登っていた赤岳。今回は日帰りでぐるっと歩き切り妻は随分自信がついたようでした。

フォトギャラリー

今回のお目当て

今日は南沢ルート

会えた!ホテイラン!

マムート階段

阿弥陀岳方面

山頂直下の岩場

到着!

かなりザレてます

オヤマノエンドウ

振り返って赤岳

横岳へのコースは梯子や鎖あり。

かろうじて咲いてる

硫黄岳へもうひと踏ん張り

あそこから来たんだなぁ

硫黄岳到着

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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