釜ノ沢西俣
感想コメント
前年東俣を遡行していたので今回は西俣に行きました。
西沢渓谷から東沢に入り、山ノ神までの間、東沢を見ているとかなり増水している様子。
いつもはおだやかな流れのホラの貝ゴルジュの入り口は白く波打っている!
嫌な予感はしながら山ノ神まで登山道を進む。
山ノ神より沢に入る。
釜ノ沢出合までは、滝を見物しながら、渡渉を繰り返す。
昨年はジャブジャブ歩いていた場所は、押し流されてしまいそうな恐怖を感じるほど。
出合までいけば、水量1対1の二俣、多少は水の流れが落ち着くと信じます。流れの弱そうなところを見極めながら渡渉を繰り返します。
神経をすり減らしながら出合に到着。
すぐに魚止めの滝、圧巻です。右岸から巻きます。
次はハイライトと言われる千畳のナメ。屈指の癒しポイントのはずですが、しぶきを上げ、癒し感0。
両門の滝は圧巻、ここから西俣に入ります。ようやく、恐怖なく水に入れる流れとなりましたが、思ったより体力消耗してしまいましたので、積極的には水に入らず、稜線を目指します。ナメがキレイなんですが、楽しむ余裕がなくなってきました。
ここからが長い…、
ツメは藪漕はほとんどありませんが、柔らかい地面で疲れた足にはこたえます。ピッタリ、ミズシに出ました。
稜線からはきれいな富士山が。ようやく、癒されました。
下山は何年かぶりの甲武信ヶ岳に登り、徳ちゃん新道から西沢渓谷へ。これまた長い。
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