日本百名山　往復20kmでも歩きやすい三峯コース雲取山

雲取山（くもとりやま・2017ｍ）は東京・埼玉・山梨の境界にある日本百名山の一つ。
東京都では唯一の2000ｍ以上の山で最高峰になります。首都圏からアクセスが整っているので年間を通して人気が高く、私も関東に勤務していた時に沢登りで登頂しています。
代表コースとして鴨沢コース、三条の湯コース、三峯コースがありますが、明日の行程上、埼玉県側の三峯コースを選びました。
雲取山はどのコースも距離が長く、三峯コースも往復で20kmと1泊2日で行きたい所ですが、日程に余裕がないので朝早く出発しての日帰りです。三峯神社周辺ではアズマシャクナゲが早くも満開でこれは帰りに見るとして、その先の新緑も見事です。前半は巻道が多く、楽に歩けて距離も稼げ、前白岩山のヤセ尾根の急坂区間以外はテンポよく進めます。
白岩山あたりで雲取方面から下ってきた登山者とすれ違いますが、時間的にも宿泊者でしょうか？ここですれ違うということはいいペースできています。ほとんど休むことなくあっという間に雲取山荘へ到着、ここの水場が冷たくておいしいです。山頂まではバイカオウレンが至る所で咲いていて、小さな花でも白いのですぐにわかります。花を見ながらゆっくり歩いても30分もかからずに雲取山頂へ。快晴の山頂は白い富士山、両神山や甲武信ヶ岳など展望が抜群でした。避難小屋の温度計を見ると気温5度とありますが、風もないので過ごしやすい感じです。
登りは4時間弱、下りは3時間30分でピストンを終えましたが三峯神社から見える雲取山を見ていると往復20kmの距離感がないような感じでした。とにかく歩きやすいのが印象的。
帰りに三峯神社にお参りに行きましたが、ここで言う三峰山は雲取山・白岩山・妙法ヶ岳を差し、今回は行かなかった妙法ヶ岳に三峯神社奥宮があります。平日に関わらず、参拝客が多く、奥宮へハイキングの人も多かったです。

本日の装備（春の2000級登山雪なし）
早朝は肌寒く、霜柱が立っていました
①ウエアー
インナーは（アイスブレーカー）メリノウール半袖+（パタゴニア）長袖ジッパー
ボトムスは（ミロ）３シーズン用パンツ1枚

②ギア
登山靴は（サレワ）ハイカットシューズ、ザックは（カンプ）30㍑、