かみさんの山 石鎚山 東稜から南先峰、墓場尾根、天狗岳、弥山 (愛媛県)
- 投稿者
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木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2023年10月19日 (木)~2023年10月19日 (木)
- メンバー
- 沢の先生 今回は自分がアテンド致しました
- 天候
- 朝10度 快晴 昼 20度
- コースタイム
- 土小屋 ~ 東稜基部 ~ 南先峰 ~ 墓場尾根 ~ 弥山 12:00 まったり休憩 13:00 ~ 土小屋 15:00
距離: 10.4 km
所要時間: 6 時間 57 分 16 秒
平均速度: 毎時 1.5 km
最小標高: 1425 m
最大標高: 1986 m
累積標高(登り): 730 m
累積標高(下り): 655 m
- コース状況
- 東稜はバリエーションルートなります
墓場尾根はさらにバリエーションルートになります。
徳島道夜間通行止めの為
下道で石鎚山まで、帰りも香川経由で明石海峡大橋以外は下道をつかいました。
岩稜経験ない方はおすすめしません。稜線の岩稜歩きよりさらに高い岩稜グレードになります。
帰りは「木ノ香の湯」700円。 UFOラインでない寒風山トンネルからのルートだと帰り路にあります。
- 難易度
-
感想コメント
御在所でのクライミングトレーニング予定の日でした。
前日の午前中に紅葉が最後(週末が寒波)の為
石鎚山の東稜ルートの紅葉が今しかないと思い
友人に相談したところ、京都から往復800KMある日帰り山行を了承していただけました。
友人は初めてのルート「石鎚山バリエーションルート 東稜と墓場尾根」のアテンドとなります。
前回は全く展望の無い中、表ルート試し鎖から石鎚山に登り、土小屋に下り亀ヶ森を周遊して下り、子持権現(クライミングルート)まで登って帰ったとのこと。
展望のよい石鎚山に行ってみたいと以前聞いた記憶からの山行です。
朝は
放射冷却の為10℃でした。非常に寒かったです。
ウラジロモミの天然林に囲まれ出発致します。石鎚山は亜高山性針葉樹林帯の針葉樹が見られます。シラベ(シラビソ)コメツガ、などとダケカンバの森に会える場所です。
4年ぶりの東稜ルートになります。
道がかなり整備されていて驚きました。
ただ笹の藪こぎが続きます。登りは笹をつかめるのでとても楽に感じました。
見上げる紅葉が素晴らしい。
蟹の横這いなる岩場にでると目の前の紅葉に圧倒されます。
急な岩場を超えると、目の前に岩壁がそそり立ちます。
グレードでは8級くらいのボルダー岩ですが、フリーでいくにはクライミング経験必須です。左から落ちると助かりません。まず直登りです。
この岩を超えると、西日本最高峰「南先峰」になります。
今回はもう一つのバリエーションルート「墓場尾根」目指します。(南仙峰南稜)
岩場を下り、トラバースして墓場尾根の基部に入り岩を登ります。
マルチの練習にも使われているそうです。
フリクションはよいですが、落ちないように。
友人は先峰で立っておりました。
登り返し南先峰へ。そして「天狗岳」西日本最高峰で一番人気の場所です。
この稜線は岩稜が厳しいですが、四国一の素晴らしい岩稜尾根です。
西日本最高峰の岩稜尾根を満喫できました。
ひとが多く平日に思えないくらいでした。さすがの紅葉の石鎚山です。
弥山でゆっくりご飯を頂き
なんと友人による「野点」の時間になりました。
美味しい塩大福とお抹茶、二の森を眺めながらの贅沢な時間です。
少し緊張する岩場とゆっくりな野点時間。石鎚時間に大満足です。
小屋に立ち寄り友人の知人の方とお話しを「五月の北壁に是非❢」とのことで
クライミング練習頑張ろうかな(笑)と思いました。
下りは土小屋のノーマルルートでくだります。
紅葉の景観素晴らしく、最後まで2023年石鎚山の紅葉を堪能できました。
自分は往復600K、友人は800K
日帰りにすると少し遠い山行ですが、
夢のような素晴らしい紅葉、素晴らしい岩峰、素晴らしい展望を楽しめた
石鎚山でした。
徳島道の夜間通行止めあります。
今回は徳島から西条、帰りは香川経由で帰りました。
四国の遍路札所1番から88番前を通り、西条からのお遍路道経由で帰ったので
もともと四国歩き遍路のガイドもしていたのもあり、懐かしさで一杯になりました。
山も素晴らしいですが、区切りうちでの遍路歩きも楽しいものです。
四国の山歩きおすすめです。
【服装】
●トップ
・ロングスリーブ
・ファイントラック クール半袖
●ボトム
・ファイントラック ストームゴージュアルパインパンツ
●ウェア子物
・マーモット 四角さん キャップ
・ヤケーヌ
【装備】
■靴:スポルティバ トランゴアルプ
■バックパック:ミレー プロライター30+10
ガイド装備
プリムス p-153 ガス、カトラリーセット
ファーストエイド 一式
スリング 数種類
補助ロープ
カラビナ数個
(今回 ヘルメット ハーネスを忘れました)
ファーストエイド等一式
ツエルト
等
山専用ボトル
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。