四段紅葉 錦繍の錦纏う 下の廊下 ② (富山県)
- 投稿者
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木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2023年10月31日 (火)~2023年10月31日 (火)
- メンバー
- 天候
- 晴れ 朝5度
- コースタイム
- 阿曽原温泉5:05 ~ 欅平駅11:00 11:46 トロッコ電車 宇奈月駅 13:04
距離: 12.4 km
所要時間: 5 時間 56 分 54 秒
平均速度: 毎時 2.1 km
最小標高: 627 m
最大標高: 1002 m
累積標高(登り): 312 m
累積標高(下り): 497 m
湯めどころ宇奈月 510円 駅から近いです。
車は回送業者にお願い致しました。
- コース状況
- 車は扇沢にて回送業者に予約してお願い致しました。
バスの一便にも対応して頂けました。
トロッコ電車は休日は非常に混み合うので早めにチケット購入必須です。
・列車は全て定員制であり、座席は全員確保されます。
・黒薙駅からのご乗車予約はできません。
・車内はすべて禁煙となっております。
・車内にトイレの設備はございません。
ご乗車前に済ませてご利用ください。
・車内へのペットの持ち込みはできません。
- 難易度
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感想コメント
下の廊下二日目です。
朝は4時に起きて5時に出発致します。
歩きの早いメンバーですが、写真撮影部隊なので撮影考慮したコースタイムになります。
明るくなってきて紅葉を楽しみだした頃笛が鳴りました。
自分がガイド役になっていた事もあり少し緊張致します。
「猿」が出没との事でした。ほぼ同じペースで歩いていた山岳ガイドさんに対処して頂きました。ありがとうございます。
ヘルメットにつけていたヘッドライトが岩にあたった瞬間渓谷に飲まれました。
ちょっとしたミスが要注意です。
いつもヘッドライトは二個もってきているので対処できました。
水平道が続きます。
2日目の最初の名所、折尾谷はヘッドライトなしでも歩けるくらいでした。
その後で出てくる志合谷はネット情報でかなり水量が多くなっているようでしたがつま先立ちでなんとかクリアです。
ヘッドランプがないと全く見えないトンネルで皆様テンションマックスになります。
元気な女子部隊です。
目の前に見える岩峰が素晴らしく、紅葉で覆われ奥鐘山なるその山様に惹かれます。
西壁は日本一長いアルパインルートと後から知り驚愕です。「黒部の怪人」なる名が付いている黒部三大岩壁なるものだそうです。
撮影ポイント大太鼓は後に奥鐘山 黒部の怪人を抱える岸壁が絵になる写真ポイントです。
しかし、1日目に同じような登山道でもすぐ下が黒部川の激流というのを経験していると欅平に近づくと、対岸に白くなった後立山連峰が見えます。
美しき唐松、不帰の剣。撮影会の始まりです。
ガイド泣かせと呼ばれるこのルート、ずっと番線持ってください、ここは落ちると助かりませんの繰り返しです。道が抜け落ちそうな場所ばかりです。気は抜けません。
ベテランのメンバーですが、なんせ撮影部隊なので、夢中になりつつ、夢中にならないようにコントロールしていきます。
撮影タイムも入れつつコースタイムに下山できるように、少し早いペースで下ります。
先後の激下りでようやく登山を思い出します。新鮮な感じですね(笑)
欅平駅が見え目標タイムの2分早く到着致しました。
駅にて記念撮影をして行程を終えました。
その後に乗ったトロッコ電車からの紅葉も素晴らしく
今年の遅い紅葉に感謝です。(山登らなくても満足かもの声もあり (笑))
素晴らしい天気と素晴らしい紅葉、雪のアルプスの山、エメラルドのような渓谷美。
こんな日あるのかと思える位素晴らしい「下の廊下」でした。
宇奈月温泉100周年だそうです。
駅近くの温泉で温まり(すごく熱かったです)疲れた体を致しました。
素晴らしい天気、素晴らしい紅葉、素晴らしい仲間に恵まれた
「下の廊下」でした。
素晴らしい写真ばかりで(皆の写真だけで1000枚)自分は500枚ほど撮りました。
撮影中も気は抜けません。
「黒部に怪我なし」
ガイド泣かせと言われるのが身に染みたガイドトレーニングでもありました。
黒部三大岩壁
ダム越えてすぐ目に入る この岩
黒部の魔神 大タテガビン南東壁
黒部の巨人 丸山東壁
撮影スポットの後ろに聳える山です。
黒部の怪人 奥鐘山西壁 昨年5日間かけてフリーで登られたそうです。
深渓の
黒の巨人ら
錦纏う
写真を見た友人の一句
この岩壁にトライした先人に敬服の念抱きます。
①ウエアー
薄いシェル
インナーは(ファイントラック)ドライレイヤーウオーム マーモット ジップアップ
ボトム ファイントラックストームゴージュアルパインパンツ
レイン ファイントラックフォトンJK、PT
②ギア
登山靴は(スポルティバ)TX4ミッド
ザックはオスプレイカイト48
ツエルト アライテントスーパー^ライト
マット サーマレスト プロライトS
シュラフ イスカ エアドライト290ショート
着替え用 TNF ダウン、ウール上下
手袋 ミレーウールベース 、ゴアテックス防水グローブ、 フォックス 防風手袋
ブラックダイヤモンド フリース手袋
バーナープリムス P-153 コッヘル 食糧、行動食
プラテイパス 傘
ヘッドライト 2個
必須装備 アライテント スーパーライトツエルト 寝るときも使いました (休憩時に必須です)
ヘルメット カンプ
ヘッドライト レッドレンザー HF6R コア 800ルーメン
ペツル テイカ RXP 450ルーメン
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。