高知県 白髪山(物部)② 1769m 元旦登山

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投稿者
戸田 竜也
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日程
2024年01月01日 (月)~2024年01月01日 (月)
メンバー
高知大丸店 戸田
友人1名
天候
曇り
コースタイム
【アクセス】
JR土讃線・土佐山田駅 → 美良布
・JRバス 22分
美良布 → 大栃
・香美市営バス 18分
大栃 → 中内集会所前
・エリア型デマンドバス物部 20分
中内集会所前 → 白髪山登山口
・徒歩 4時間10分 14.5km

※エリア型デマンドバスは事前に利用者登録が必要です。詳細は香美市役所へ。

【コースタイム】
登山口→(60分)白髪山→(40分)登山口
コース状況
【エリアの概況】
登山口の標高が高く、林道は除雪されないため通常の冬季であれば登山口にアクセスするのは困難です。
今年は気温が高い日が続いていたためスタッドレスタイヤorタイヤチェーンがあれば行ける程度の積雪です。私はノーマルタイヤ(2駆、FF)で進み、登山口の200m手前でタイヤが空転し始めて進めなくなったのでチェーンを巻いて辿りつきました。
登山道の積雪は5~10cm程度。悪場なし。

冬ギアの適否は以下の通り。
・ワカン       ×
・スノーシュー    ×
・チェーンアイゼン  ◎
・6本爪アイゼン   ○
・10~12本爪アイゼン ×
・ストック      ◎
・ピッケル      ×
・ショベル      ×
・ビーコン      ×
・プローブ      ×
◎→必須ないしないとかなり辛い
○→あるとだいぶ助かる
△→長所・短所が五分五分
×→不要ないしあるとかなり邪魔。
※状況により評価は変動します。

【気象】
白髪登山口(標高1455m) 時点 -1℃ 
白髪山(標高1769m)  時点 -3℃ 7~10m/s

【服装】
トップ
・厚手ダウンジャケット
・ハードシェル
・薄手フリース
・150メリノウール長袖Tシャツ
・ドライレイヤーウォーム長袖
ボトム
・厚手ダウンパンツ
・ハードシェルパンツ
・200メリノウールタイツ
小物
・オーバーグローブ
・厚手ウールグローブ
・薄手ソフトシェルグローブ
・薄手インナーグローブ
・フェイスマスク



【トイレ】
白髪登山口にあります。汲み取り、紙あり。
雪で覆われない限りは使用できます。

【駐車に関して】
白髪登山口の駐車場に停めます。
駐車できる台数はかなり多く、10台以上はいけそうです。
Google Map
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感想コメント

昨年と同じく元旦はクライミングではなく登山。
暖かい日が続いているため、例年なら積雪で登山口に辿りつけない山が行けるようになっているとなれば登るしかありません。
一昨年の初夏に登って以来の白髪山。
1時間以内に登れて、剣山に隠れることなく日の出が見れるのが魅力です。

林道西熊別府線は思った通り積雪が少なく、標高が1000mを越えてもノーマルタイヤで走れました。
このまま登山口まで行けるかと思ったのですが、薄く積雪が見られるようになってから怪しくなり、ついにはタイヤが空転して進めなくなってしまいました。
あと少しで登山口までなのはわかっていたのに、仕方なくチェーンを着けます。
走り出したら1分で登山口という虚しさ・・・。

気を取り直して準備をします。
雪の量としては12本爪は必要ないくらいでしたが、ペツル・バサックをはめて登山開始。
爪が雪を貫通して地面の岩をひたすらとらえてしまい、歩きにくいことこの上ない。
明らかに装備選択を間違えました。チェーンスパイクで充分でしたね。
ちょうど1時間で頂上へ。
短時間で上がれるのがまだ救いです。

すでに空は白み始めてきていましたが、なんとか日の出前に間に合いました。
しかし雲が晴れてくれない。
風速10m/s程度の風が吹いているのにすっきり流れてくれません。
ついには日が昇り始め、雲に隠されてぼんやり赤みがかる程度のご来光。
これはこれでいいものです。
ひとしきり写真を撮り、恒例のカップ蕎麦を食べました。
今年はしゃぶしゃぶ餅を入れて少しだけグレードアップ。
五臓六腑に浸みわたります。
風が強く寒いので頃合いを見てすぐ下山。

悪くない新年の始まりになったと思ったのですが、夕方になり地震の速報が流れ、実家が被災したことを知ることに。
ままならないものです。
生活の安定があってこそアウトドアを楽しめるのだという当たり前の事実を突き付けられました。

フォトギャラリー

2024年の始まり。

登山口も雪は少ない。

登ります。

ほとんど積もっていません。

12本爪アイゼンはやりすぎたか・・・。

もうすぐ頂上。白んできています。

樹氷。これは明るくなってきてから撮ろう。

尽きました。

岩が露出しています。

月と記念写真。

雲でほとんど隠れていますがご来光。

さて腹ごしらえ。風が強く気温が低い時は高効率鍋に限ります。

餅入り。

身体が温まります。

見事な樹氷。

きれい。

帰ります。

登山口の避難小屋は開いていました。

トイレも。

キレイです。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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