真っ白積丹岳BC

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投稿者
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店 店舗詳細をみる
日程
2024年02月26日 (月)~2024年02月26日 (月)
メンバー
斉藤
他 2名
天候
曇り
コースタイム
行動時間 6:00
※夏山ルートを大きく外している為、
 実際にかかった時間を記載。
コース状況
総距離 12.5km
獲得標高 1150m
雪崩リスクは低く、雪質も良好。
一部ハイマツ上の踏み抜きに注意。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

毎年一回は滑っておきたい積丹岳。
今年もなんとかタイミングが出来たので、
痛む足を圧して(3日程前に軽度のアキレス腱炎を受傷)、
友人二人と登って来ました。

移動中からずっと曇ってはいるものの、
なんとかピークが見えている状態。
登り始めてもなお、晴れてはくれません。
「山頂に着けば晴れる」を合言葉に登り続けます。

夏の登山道ではなく北尾根をずっと登って行くルートですが、
500辺りで降り返ると登って来た尾根の先に海が広がっています。
この景色が見たくてこの山に登っているような物ですね。

さらに登ると916mのピークに出る為に、
一度西側から巻くのですが、ここの雪付が悪い。
ハイマツの上に積もった雪が少なく、
踏み抜いてしまい危険です。
少しの区間ですが、板を脱いでツボ足でなんとか登りました。

ここまで来れば後は登るだけなのですが、
残念ながら、1100mより上部はガスの中です。
晴れてくれると信じて登り続けましたが、
真っ白なまま山頂に着いてしまいました。

まだ晴れる希望を捨てずに休憩しつつ滑る準備をします。
山頂付の風は比較的穏やかでした。
ただ待っていても仕方ないので、
この時間を利用し、晴れれば滑る予定の斜面のピットチェック。
雨が降った後の大量降雪で、雪崩リスクを懸念していましたが、
意外に結合は良かったです。
こうなると後は晴れるだけなのですが、
晴れて来る様子はなし。。。
山頂付近で1時間近く粘りましたが、諦めて下山開始。

天気が良ければ登り返して、
2走目を想定していた斜面まで標高を下げてもまだ真っ白。
諦めて尾根沿いを下山していると!!
奇跡的に視界が出て来ました。
これはチャンスと言う事で、沢へドロップ。
最高の一本滑る事が出来ました。
その後はツリーランを楽しみ下山。
足の痛みも悪化する事なく、快方に向かっています。

~お立ち寄りスポット~
鶴亀温泉 日帰り入浴 850円


☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤーベーシック)
ロンT(化繊)
フリース(グリッド系)
防寒ジャケット(ミレー:ブリーズバリアトイ)
ハードシェル(ジャケット)
スポーツタイツ(厚手)
ハードシェル(ビブパンツ)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(厚手)

その他の装備…
バックパック(BC用45L)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず
保温ボトル(サーモス:山専ボトル750mℓ)
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)

フォトギャラリー

積丹岳。

うっすらピーク見えてます。

太陽頑張ってー。

樹林帯を進みます。

前日が日曜と言う事で、少しトラック付いてます。

標高上がって来ましたねー。

あっちの山も良いんです。

なんて景色。

一番の難所でした。

ガスの中に入ってしましましたねー。

ピークはすぐそこ!

山頂到着!!

昼食&モードチェンジ。

真っ白です。

ピットチェックしましょう。

今がチャンス。ドロップイン。

撮影班(私です)。

ナイスパウダー!

イエアー!

ツリーラン下山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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