春の陽気にパウダー探し 千尺高地&長尾山
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2025年02月28日 (金)~2025年02月28日 (金)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 行動時間 5:00
※夏山ルートを大きく外している為、
実際にかかった時間を記載。
- コース状況
- 総距離 11.5km
獲得標高 950m
豊羽鉱山付近から入山。
2.0km程林道を歩いた後に
本格的に山の中へ。
当日の先行者はなくこの辺りからラッセルです。
林道が終わると一気に300m程
標高を上げて千尺高地に着きます。
一本滑走し登り返して長尾山へ。
ここからもう一本滑り下山。
途中シールに雪が張り付き、
かなり滑る場面あり。
また数日続く強風と当日の気温上昇の影響もあり、
やや雪崩コンディション。
斜面方位と斜度を考慮し
セーフティに行動しましょう。
- 難易度
-
感想コメント
2月にして札幌市内は
最高気温が11度まで上がる予報。
しかし標高をあまり上げてしまうと、
数日続いている強風でカチコチ確定。
悩みに悩んだ結果、
札幌市内、千尺高地と長尾山に行く事に。
登山開始時(8時頃)の気温は-8度。
登り出しから意外と良い雪質です。
天気も良く雲の動きは速いものの、
地形上あまり風を受けずに登れたので、
千尺高地手前では
「これ無意根まで行けるんじゃない?」
などと話していました。
しかし千尺高地の稜線に出た途端、
爆風を受けました。
南風なのでそれほど寒くはないのですが、
かなり体力は消耗します。
無意根プラン一瞬にしてなくなり、
とりあえず、ここから一本滑走。
登り返して今度は長尾山まで、
千尺高地から長尾山までの区間は
先ほど同様爆風です。
さらに雪が舞ってしまい、
視界不良になるタイミングも。
山頂に到着後一旦風を避け、
北側に標高を下げてから滑走斜面をチェック。
斜面方位、斜度も最適なポイントを発見し、
少し戻って滑走。
しっかり2本パウダーライドを楽しんで、
下山していると明らかに雪質が悪化。
やはり気温がしっかり上昇してしまいましたね。
明日以降は春の楽しみ方を模索する必要がありそうです。
~お立ち寄りスポット~
豊平峡温泉 日帰り入浴 1300円
☆服装・装備について☆
シールの裏に雪が張り付く場面がありましたが、
MSRのブラシスクレーパーで無事解決。
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤーベーシック)
ロンT(化繊)
フリース(ミレー:ポーラテックパワーグリッド好日山荘100周年モデル)
防寒ジャケット(ミレー:ブリーズバリアトイ)
防寒ジャケット(Rab:Nebula Pro JKT)
ハードシェル(ジャケット)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(厚手)
ハードシェル(ビブパンツ)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(厚手)
その他の装備…
バックパック(グレゴリー:ターギー45)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず
保温ボトル(サーモス:山専ボトル750mℓ)
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)
ゴーグル(ハイコントラスト系)
テンションストラップ(ブラックダイアモンド)
ディッシュブラシスクレーパー(MSR)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。