松本・四賀キャニオンと虚空蔵山

虚空蔵山（こくぞうさん・1139ｍ）は松本市四賀地区の中心部・会田をとって会田富士とも呼ばれ、諏訪明神の本地仏である虚空蔵菩薩が祭られている。また、虚空蔵山には戦国時代、四賀地区を納めていた会田海野氏の城跡があり、急峻な岩山を要塞化した遺構がたくさんあります。
また山裾の岩井堂には山肌にある雄大な砂岩層である通称「四賀キャニオン」があり、規模は小さいですが、アメリカのグランドキャニオンのような光景が見れます。
この砂岩層の地質は700万年前頃のものだと考えられています。
虚空蔵山を登る人は登山口にあるこの四賀キャニオンとセットという方が多いようです。
私も今回、これを見てから虚空蔵山に向かいました。四賀キャニオンには遊歩道があり、駐車場からすぐに行けます。
岩井堂まで進み、左手へ進んでいくと四賀キャニオンの上、岩井堂手前で左へ進むと四賀キャニオンの下部に出れますが、地層がむき出しになっている異様な光景が広がります。
これはこれで話の種になるスポットですので、立ち寄りしましょう。そして、興味がわいた方は近くの四賀化石館へも寄ってみるといいです。
ここからは虚空蔵山へ登りますが、四賀キャニオンから舗装道路を数分で登山口に着きます。登山道はよく整備され、尾根まではゆるやかで、尾根から先は急坂になるもジグザグと傾斜をゆるめながら付けられているのでしんどさがありません。山頂部はヤセ尾根風で展望もよくなります。今日は霞んでいるのでアルプスの展望は認識できませんが絶景です。山頂直下から岩屋神社に行けたようですが、下調べが甘く、よればよかったです。
岩屋神社も巨岩をくり抜いた空間に建物が建てられているようなので一見の価値がありそうです。下山は往路ですが、まるで冬のように枯れ葉があって、歩きにくい箇所もありますが、おおむね楽なっ登山道です。


本日の服装（春の低山）
①ウエアー
インナーは（アイスブレーカー）半袖Tシャツ
ボトムスは（ミロ）3シーズンパンツ

②ギア
登山靴は（サレワ）「マウンテントレーナーGTX」、ザックは（カンプ）30㍑、