丹沢大山と三峰山　秋の静けさを求めて18

以前から気になっていた丹沢「大山三峰山」へ行ってきました！

本厚木駅北口を出てLAWSON前のバス停から宮ヶ瀬湖方面のバスに揺られて「煤ヶ谷」バス停で下車。バス停から僅かで登山口がありましたが入山者が少ないのか少し荒れ気味な道がしばらく続きます。三峰山に続く尾根…物見峠の少し南に出ると道は明瞭になり、次第にやせ尾根や岩混じり、梯子などが出てきました。岩や鎖が多いという前情報は知っていましたが慣れている登山者ならそれほど難しくはない程度。初心者や不慣れな人は単独控えてサポートしてくれる人が必要かな…？と言う感じです。南から北よりも北から南の方が若干歩きやすい気がします。

三峰山を楽しみ不動尻分岐まで来たら不動尻に降りる道には入らず直進。今日の下山は「大山」なのでまっすぐ進み唐沢峠を目指しますが案内は無い上に踏み跡が不明瞭な場所もあります。ですので現在位置の把握やピーク毎に進路の確認をしっかりしてください。各ピーク歩きやすそうな尾根は尽く唐沢川へ下っていく尾根だったりします。

三峰山周辺では一切他の登山者と会うことはなかったのですが唐沢峠からは登山者も増え時々すれ違うように。道も明瞭となり木段などの整備がされています。まだまだ登るのでペースには気をつけつつ登って行きましょう。見晴らし」からの登山道と合流すると「大山」山頂は目と鼻の先。がんばりましょう。

「大山」山頂はベンチがいくつもあり、北側にはトイレもあります。テーブルもあるのですが固形燃料の使用による焦げと溶けが多数見受けられました…以前より増えた気がする…！火器を使用する際には耐熱性のあるテーブルやシートを必ず使いましょう！ここまで軽い休憩だけでさすがに疲れたのでお昼休みも兼ねてゆっくりと休んで…いたのですが山頂だけ雲の中で手がかじかむくらいに寒く20分程で切り上げ。見晴らし方面へ下山します。

「見晴らし」への登山道はよく踏まれて歩きやすいのですが一部岩混じりな登山道で躓きや転倒などの遭難事故が時々起きていますので不慣れな人や疲れている時には慎重に通過してください。見晴らしを過ぎて山腹のトラバース道を歩いていると大山川にかかる「二重滝」が見えてきました。

そして、二重滝前に掛かる橋の袂には「沢登り禁止」の文字が。聞いていた噂はどうやら本当のようでした。「大山川」が遡行できなくなったと。てっきり二重滝が登攀禁止になったのかと思っていたのですが「ここは神域の為に沢登り禁止」と書かれています。大山川全域で沢登りが禁じられていました。登山道とは表情が変わって枯滝がいくつもかかり荒々しい逞しい大山を感じられるルートだったのですが…残念です。「大山川」は「遡行禁止」です。間違っても遡行しないようにご注意ください。

そして、阿夫利神社に到着したらルーメソののぼりで有名な「さくら茶屋」で「豆腐ソフトクリーム」をいただいたら最後の下山。男坂を選択したのですが……！男坂は登るのは良いのですがひたすら石段でちょっと面倒…。歩いて下山するなら女坂がいいですよー！

ケーブルカー「追分駅」を過ぎて表参道のお土産屋さんに寄って「いもようかん」などお土産を買ってバスで伊勢原駅へと戻りました。

夏の終わりのゼロ富士以来の割と歩く登山。夏前から歩きが足らず身体が訛っているのがよく分かる登山になりました。秋の縦走も計画中なのですが今のコンディションに合わせて軽めにしようと思います。

《今日の主な装備》
ローバー　バルドGTX
ミレー　GRX22
フォレストワードローブ　アンクルパンツ
サロモン　アウトラインSSクルー
ファイントラック　ベースレイヤーベーシックT
サロモン　ボナッティWBジャケット(休憩時、行き帰り)
ミレー　ティフォンファントムジャケット
ファイントラック　エバーブレスレグンパンツ
ココヘリ、熊に金棒、A2ケアスプレー
アルコールバーナー、エバニュー 400NH、220NH、アルコールボトル
ホバーライト　スポーク、ソイルミニマル　ホープライター