久しぶり！開通したばかりの高尾山　稲荷山尾根を行く。

春に危険支障木多数で通行止めになった稲荷山尾根。11月から通行止め解除がされたので行ってきました。春夏秋と人の入らない季節を過ぎて森はどうなったのでしょうか。

朝、都内は晴れていたのですが現地についてみると重い曇り空。雨…振らないよね？と思いつつ、駅前の広場で準備をし出発。平日の昼少し前ですが　これから登りだそうという人であふれていました。「清滝駅」までの道中の木々は色づき鮮やかな赤や黄色になっているものもあり　今年の紅葉の早さがうかがえます。

「稲荷山尾根」の登山口は「清滝駅」のすぐ横にあります。小さな沢を渡り入山。日陰の薄暗い階段道を負荷をかけるために息が上がる速度であえて登ります。道は以前と変わらずよく整備されていて歩きやすく、時折枯れ木を処理した積み上げがありましたが以前と変わらない感じでした。1シーズン程度ではあまり育たないようです。「稲荷山」までは早歩きで30分。ゆっくりで約50分程度を。かつては東屋とトイレのあった場所は今はベンチだけとなりましたが八王子市街方面の眺めは相も変わらず良い眺めでした。

「稲荷山」で少し補給をしたらさらに先へ。時々道が狭くなりつつも足元は木段木道が多く整備され至れり尽くせり。昔の木段、木道の少なかった頃の道は今の登山者の多さでは荒廃が進んでしまい耐えられないのでしょう。楽しむ人が増えたのはいいことですが少し残念な気持ちも…なくもない。

そのほとんどが雑木林の「稲荷山尾根」は歩いているととても気持ち良い尾根です。思わずよそ見をしてしまいそうになりますが躓いたりするのでほどほどにしましょう。「稲荷山」から一登りすると六号路との分岐があるのですが秋の行楽シーズンは6号路は毎年登り一方通行となっています。(※今年は春からずっと。稲荷山尾根の通行止めの影響もあって。)分岐を過ぎると道幅が狭くなり上り下りが何とかすれ違える幅になります。このあたりで後ろが詰まることがあるので先頭を歩いている状況では後ろに気を配り詰まっているようなら無理のない場所で譲るとスマートだと思います。

ベンチのある小さな広場に出たら最後の急階段！！正直、高尾山で一番きつい場所だと思います。ですが今日は木々の彩りがとてもよくベストタイミング！？空を染める黄色がとてもキレイでした。

山頂は広場になっていて丹沢と富士山が望める展望台があり茶屋が3件。水道もあり休憩に使えるテーブルやベンチも複数あります。ですが、高尾山の山頂は観光地。ケーブル・リフトで上がってくると普通の運動靴でもたどり着ける場所なので登山道とは比べ物にならないくらい混んでいました。原宿・表参道みたい…！丁度、お昼の時間になったので自宅で握ってきた明太子おにぎりでエネルギー補給をし山頂の紅葉を楽しんだら下山。「スミカ」の「エッグタルト」が食べたかったのでいつもは避ける1号路で降りていき、購入したら「琵琶道」へ逃げます。

「琵琶道」は1号路から6号路琵琶滝を繋ぐマイナーコース。険しさは高尾山随一。体力のない、疲れている、小さな子供がいる、ハイキングシューズでないなどの時は下らることはオススメしません。「琵琶道」は途中で「病院」裏へ出る分岐があり、そっちへ下山。病院裏からは高尾山口駅まで寄り道をしなければ10分程度で辿り着けるでしょう。

立冬も過ぎて暦の上では「冬」になりましたが高尾山周辺はまだまだ秋の装い。
晩秋の山歩きが楽しめます。週末、お出かけしてみませんか？

＜＜今日の主な装備＞＞
・SALOMON　TX15
・SALOMON　ウルトラグライド3
・MILLET　フラスコボトル500ml
・サーモス」ステンレス保温ボトル300ml
・マイルストーン　MS-G1
・MILLET　ティフォンファントムトレックジャケット(未使用)
・マーモット　ライトリップストップシャツ(行き帰り、休憩時)
・ノースフェイス　フラッシュドライTシャツ(常時)
・フォレストワードローブ　ストレッチアンクルパンツ(常時)
・ソライズ　デイリーコレクションSLD-02(常時)
・ファイントラック　ポリゴン2ULジャケット(防寒)
・パタゴニア　キャプリーンTWジップ(着替え)

時々、軽めのハイキングなら15Lで大丈夫ですよね？　と言う質問があるのですが…
自転車用に15Lを買ったので試しそれでに行ってみました。…普通にパツパツです。雨具がUL系統でもパツパツ。やはり登山なら20L以上。オススメは25L以上です！！


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