八ケ岳南北縦走!【小淵沢~キレット~北八ケ岳ロープウェイまで】

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年08月19日 (日)~2012年08月21日 (火)
メンバー
天候
1日目:曇りのち晴れ 2日目:晴れ 3日目:晴れ
コースタイム
1日目
小淵沢駅→(約3時間)→観音平→(3:30)→編笠山→(0:20)→青年小屋→(1:30)→権現岳→(1:20)→キレット小屋

2日目
キレット小屋→(2:00)→赤岳→(1:10)→三叉峰→(1:10)→硫黄岳→(0:40)→夏沢峠→(0:30)→箕冠山→(1:10)→東天狗→(1:00)→中山峠・黒百合ヒュッテ

3日目
黒百合ヒュッテ→(0:30)→中山→(1:10)→高見石→(1:00)→麦草峠→(1:10)→茶臼山→(0:40)→縞枯山→(0:50)→北八ヶ岳ロープウェイ
コース状況
権現岳の登り~キレット~赤岳~横岳まではクサリとハシゴが頻繁に出てきます。
あわてず慎重に通過しましょう。
この区間はストックはしまった方が良いです。

キレット小屋から赤岳への登りはルンゼ状の岩場を通過します。
かなりガレているので落石に注意、また、自分も落石を起こさないように気をつけました。

北八ヶ岳の山域に入り、天狗岳を過ぎると岩場はなくなりますが、苔むした岩やぬかるみが多くなるので転倒しないよう気をつけます。

三日間毎日午後になると積乱雲が発達していました。
幸い雷雨には遭いませんでしたが早め早めの行動が大事だと感じました。
難易度
Google Map

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感想コメント

八ヶ岳の地図を眺めていたら三日休みがあればかなりの区間を歩けることに気付き、実行に移しました。

スタートは小淵沢駅からタクシー代を渋って歩きました。
アスファルトの坂道を延々歩くことになり若干後悔しつつ、3時間弱かけてやっと登山口に到着(^^;)
観音平から入山してまずは編笠山→青年小屋。
最初は曇っていましたが青年小屋に着く頃に晴れてきました!
権現岳への登りはいよいよ鎖場も出てきて緊張感が高まります。
権現岳から61段のゲンジ梯子を下りキレットを降りていき、キレット小屋で1日目は終了。

2日目、朝3時に起きると満天の星空!
少し撮影したらいよいよ赤岳への登り。
ガレた急斜面を落石を起こさないように注意しながら登っていき、登りきったら今度はトラバースの鎖場が連続。
気を抜く間もなく登り続け、赤岳の山頂直下でやっと一呼吸。
赤岳山頂について、来た道を振り返るとやってやったぞー!と思う。
思うけれど北側に向きを変えると今回の縦走の半分も来てないことを目で見て実感。

気合入れなおして赤岳・横岳・硫黄岳を歩きます。
硫黄岳から夏沢峠に降りるとここが南八ヶ岳と北八ヶ岳の境目。ここからは北八ヶ岳エリアです。
この日は赤岳の登りで頑張りすぎて、天狗岳に着く頃にはへとへとだったので当初高見石まで行く予定を黒百合ヒュッテで切り上げました。

三日目も晴天!
中山展望台から北アルプスと近づいてきた蓼科山をみて今日も頑張るぞっと歩き出します。
苔やぬかるみにてこずりながらも順調に歩いて笹原がきれいな麦草峠。
ここまでくれば登る山はあと二つ!
茶臼山と縞枯山を登り、北八ヶ岳ロープウェイまで歩き、今回の縦走は終わりです。
最後くらいロープウェイでずるしてもいいですよね(笑)

南八ヶ岳の急峻な岩と北八ヶ岳の美しい樹林帯を三日間でたっぷり味わう。
長く大変なルートでしたが歩き応えバツグンの山行でした!

フォトギャラリー

茶臼岳から振り返った八ケ岳。

小淵沢から観音平も歩きました。

編笠への登り。

権現岳に登るといよいよキレット!

キレット小屋から見た赤岳。

明けのオリオン。

ぎょしゃ座と赤岳。

夜明けが来た!

雲海に浮かぶ富士山。

キレットの核心部を抜けて一息。

赤岳まであと少し!

赤岳山頂に到着!しかしまだまだ縦走は続きます…。

横岳に登り。

ケルンを辿って硫黄岳に登り。

根石岳と奥に見えるのが天狗岳。

この日は黒百合ヒュッテまで来ました。へとへと…。

三日目、北アルプスが良く見える中山展望台!

麦草ヒュッテで一度道路を渡ります。

縞枯山まで来たらあと少し!!

三角屋根の縞枯山荘までくればゴールのロープウェイは目と鼻の先です。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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