初冬の蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~燕岳縦走!<2日目>

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年11月04日 (日)~2012年11月04日 (日)
メンバー
天候
快晴!
コースタイム
■1日目(11/3) 三股駐車場→(130分)→まめうち平→(215分)→蝶ヶ岳ヒュッテ
■2日目(11/4) 蝶ヶ岳ヒュッテ→(50分)→蝶槍近くの三角点→(75分)→2592mピーク→(165分)→常念岳→(75分)→常念小屋
■3日目(11/5) 常念小屋→(120分)→東天井岳→(75分)→大天荘→(10分)→大天井岳→(5分)→大天荘→(30分)→巻き道分岐→(125分)→大下りの頭→(85分)→燕山荘→(185分)→中房登山口
コース状況
■蝶ヶ岳~常念岳
2012/11/4時点では稜線上に雪はないが、樹林帯は積雪あり。10cm~20cmほど。
常念岳直下は岩稜帯のきつい登り。

■常念岳~常念小屋
常念岳からの北側の斜面は急な下り。
2012/11/4時点では路面が凍結しておりスリップに注意。
難易度
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

→1日目はこちら

■2日目(11/4) 蝶ヶ岳ヒュッテ~常念岳~常念小屋
この日の行程は常念岳を超えて常念小屋まで。コースタイムでは5時間ほどなのでまったり。
朝、日の出前に起きて太陽が昇ってくるのを待ちます。
オレンジ色の光が槍・穂高の斜面を照らし、美しさも倍増。

朝ご飯を食べて常念岳への稜線を歩きます。
この日も快晴。しかも無風。
暖かいです。初冬の北アルプスの2500m~2800mの稜線を歩いているとは思えない感じ。
ずっと左手に槍ヶ岳が見えていて、元気付けられます。
そして遠くには八ヶ岳、南アルプス、富士山も。

稜線には雪はないのでとても快適。
夏に雷鳥親子に会ったあたりで耳を澄ませてみましたが、今回は雷鳥さんには出会えませんでした。

樹林帯に入ると雪が積もっているので慎重に行く必要があります。
常念岳への登りはやはりしんどい。
でも、天気がよくガスって来る気配もないのでゆっくりと景色を眺めながら。

頂上からの景色はやはりいいね。
近くの山々、遠くの山々、自分たちが歩いてきた稜線、そしてこれから歩く稜線。
「あの山も登ったね、あの山はまだ登ってないね」とはしゃいでしまいます。
ここからだと大キレットの隙間から白山が見えるんですね。白山ももう白い化粧をまとっていました。
ハーモニカを演奏する登山者もいらっしゃって気分が盛り上がりました。
天気もよく、風もないので頂上でお昼ご飯。
ずっとここにいたい感じです。

常念岳からは急な斜面を下って常念小屋へ。
この斜面が凍りついていてかなり苦労しました。
やはり北側の斜面は要注意です。

常念小屋に到着するとまさに小屋閉めの真っ最中。
窓ガラスは外されていて板がはめられていたり、支柱で天井を支えていたり。
営業は前日で終了していましたが、この日までは小屋閉めのスタッフがいるので泊まれることを確認していました。
お客さんは自分たちの他におじさん二人。

今夜の晩ご飯はカレー鍋。
〆はやっぱりうどんで。
暖かい小屋でとても快適でした。

→3日目はこちら

フォトギャラリー

常念岳カッコいい!

蝶ヶ岳の夜明け。富士山だ

オレンジ色に染まる槍ヶ岳と穂高

快晴!美しい

快適な稜線です

乗鞍、御嶽も見える!

樹林帯は雪が残っています

2592mピークで蝶槍を眺めながら休憩

常念岳を目の前にしてガッツポーズ

常念岳直下の激しい登り

登ってきた稜線を振り返る

山頂だぁ

ずっとここにいたいです

大天井岳、燕岳方面

やり!

大キレットの隙間から白山も

常念からの下りがかなり急

常念小屋は見えるけれど…、かなりきつい下りです。しかも雪がある…

今夜の晩ご飯は…

カレー鍋!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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