東京都最高峰 雲取山~今年は雪がありません

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投稿者
酒井 健
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日程
2020年02月18日 (火)~2020年02月19日 (水)
メンバー
天候
18日:晴れ 19日;晴れ
コースタイム
18日:小袖登山口<80分>堂所<60分>七ツ石小屋<35分>ブナ坂<100分>山頂<20分>雲取山荘
19日:雲取小屋<25分>山頂<70分>ブナ坂<45分>堂所<80分>小袖登山口
コース状況
積雪はほとんどありませんが、山頂から小屋までは北斜面のため凍っているので軽アイゼンは必須です。
七つ石小屋にもキレイなトイレができていました。そこから眺める景色もいいので休憩におすすめです。
難易度
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感想コメント

せっかくお休み取れたのに雪山はすべて悪天候、、、
天気の良い場所を、ということでかなり久しぶりの東京都最高峰【雲取山】に行くことにしました。
すると随分と様子が変わっていてびっくりしました。

まず、駐車場。以前は停められていた鴨沢バス停の駐車場は登山者の駐車が禁止となっていて慌てました。
そこから狭い林道を少し登ったところに【小袖乗越駐車場】なる立派なものが。トイレもありました!

そして駐車場から少し舗装路を歩いて着いた小袖登山口にはこれまた立派な看板!

さらに登山道には平将門迷走ルートなる伝説に関する立派な案内版が!
さらにらさに。今だいたい全体のどこまできているか、これからどれぐらい時間がかかるか、と丁寧に説明された案内板。英語バージョンまで。遭難対策でしょうか。

極めつけ!山頂に立派な道標ができてました。たしか2017年、2017mの標高を記念して作られたという情報は入っていましたがこんなに立派なものができているとは。

月日は山にもいろんな変化をもたらしているんだなぁ、、、

さて、登山。
案の定雪はほとんどなく、小雲取山あたりから見られるように。でもアイゼンを付けるほどではありません。山頂直下の避難小屋に新しくトイレができていました。これでさらに避難小屋が利用しやすくなりますね。ただ奥多摩小屋が閉鎖になってしまったので水をどうするか、、、という問題もありますが。
山頂から雲鳥山荘まではガッツリ凍った登山道でした。これは軽アイゼンもしくはチェーンアイゼン必須です。
テント場もあまり雪はありません。が、逆に氷になってしまっているのでペグが刺さりません。石でガンガン打ちつけて設置。が、これが翌日の悲劇につながることになるとは知る由もなく、、、(悲劇はご想像におまかせします 泣 )
水は冬季は流しておらず、一人1Lづつ小屋からいただくことができます。あと不足分は購入しなくてはいけないので注意してください。

翌日、日の出を狙って早起き!したはずが手間取ってしまい時間がヤバイ。山頂までの登り返しをダッシュする羽目に、、、
ギリギリで間に合った日の出は息を呑む美しさ(大袈裟な、、、)
街の夜景が少しづつオレンジに染まり、
大きな太陽が昇ってきて、、、
富士山が陽の光を受けオレンジに染まり、、、
とにかくキレイでキレイで。頑張ってダッシュした甲斐がありました。富士山のほかにも昨日は全く見えなかった南アルプスの山々と八ヶ岳。遠くにかすかに北アルプス。そしてはっきりと浅間山。また反対側には都会のビル群。街と山と両方がこんなに見えるのはさすが東京の最高峰。ここでないと味わえない景色です。それもやはり冬だからですね。

30分以上景色を堪能して避難小屋で朝ごはん。ちょうど入口にあるベンチに陽が当たって暖かいので中には入らずここで。これまた最高のロケーションで朝ごはんをいただきました。

下りは朝早いこともあり小雲取山あたりまではアイゼンを付けたままで下山。
堂所を過ぎると緩やかですがひたすら続く樹林帯の下り。ちょっと我慢比べ的な感じでした。

そうそう堂所で警視庁の山岳警備隊の方たちとすれ違いました。訓練登山でしょうか。お世話になっております。いやいや、お世話にならないように気を付けます。

フォトギャラリー

感動の日の出

小袖登山口にでっかい案内板が!

これは今全体のどこらえんまで来ているか、この先どれぐらいかかるかと丁寧に説明されてます

なんと鹿の大群に遭遇

初日の富士山

雪はこの程度。登りはノーアイゼンで。

新しくできた山頂の道標と初対面

山頂から小屋への下り

今日はチェーンアイゼンで。

山荘前はこんな感じ

本日のお宿

テン場はこんな感じ

夜 街のあかり

太陽!

オレンジに染まる富士山

南アルプスの山々

本日のザック パッキングはこんな感じ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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