ほのぼのサクラ見ハイキング✿浅間嶺✿
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年04月10日 (水)~2013年04月10日 (水)
- メンバー
- 天候
- ☀のち☁
- コースタイム
- 払沢の滝駐車場(45分)→時坂峠(90分)→浅間嶺(80分)→時坂峠(30分)→払沢の滝駐車場
- コース状況
- 良く整ったコースで危険個所は特に無し
- 難易度
感想コメント
久しぶりに会う友人と、久しぶりに山を歩く事になって、前日のギリギリまでどこに行こうかと悩んで決まったのが、東京の檜原村にある浅間嶺
友人のリクエストだったのだが、始めにメールで送られて来た時には、【センゲンレイ】と読めずに浅間山の事かと思ってしまった(・・;)
駐車場付近にある払沢【ホッサワ】の滝も“ハライサワ”と読んでしまった
と、言うか、知らないと読めない(><)随分変わった読み方をするんだなぁ~、と、印象深かった
駐車場から民家の間を抜けてテクテク歩き出す
この冬体重が〇キロ増↑で体力激減の私と、汗をかくのが大嫌い?な友人の歩行ペースは丁度いい(笑)
暑くもなく、寒くもなく、のどかでまったりとした雰囲気が心地良い
今年の桜は駆け足の様に過ぎ去ってしまった
けれど山の桜はこれからの様で、街中の様な華やかさは決してないけれど、その分ふとほころんだ様に咲いた山桜には、思わず足を止めホゥ、と溜め息を漏らす
コンクリートの林道を何度か横切り、お喋りにも花を咲かせながら歩いて行くと、いつしか山々を見渡せる程の高さまで上がって来ていた
振り返ると、野山の所々が淡いピンクで色付いている
まるで、フワフワの甘い綿菓子が膨らんだ様な、ほっこりした眺めだった
頂上に辿り着くと、木々の間からはうっすらと富士山を望む事が出来た
少し雲が出始め、残念ながらポカポカ日和、とまではいかなかったが、ここが東京である事を忘れてしまう位穏やかな時が過ぎていた
達成感や非現実的世界を求める熱い登山もいいけれど、こうして友人とお茶やお菓子を楽しみながら過ごすユルユルハイクは癒しで良い
あまりにものんびりし過ぎてしまったので、帰りは冷えてしまった体を温める為にスピードアップ
スキーヤーでもある友人は落ち葉のスロープを滑り降りる様になめらかに曲線を描きながら加速!
それに比べ足元がおぼつかない私は転げる様に後を追った(笑)
サクサク、パリパリ
木の葉のベッドが音を立てて舞う
その合間から、冬から春へとバトンを渡す様に、風と歌うスミレ
私の心も、春の花達と共に色付いた
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。