常念岳(長野県)
- 投稿者
- 松浦 由香
- 日程
- 2013年05月30日 (木)~2013年05月31日 (金)
- メンバー
- 紀三井寺店:藤林 神戸本店:中本、松浦
- 天候
- 雨のち晴れ
- コースタイム
- 1日目:冷沢小屋前駐車場(20)登山口(80)王滝ベンチ・烏帽子沢(150)水場(70)常念小屋
2日目:常念小屋(60)常念岳(45)常念小屋(45)水場(170)冷沢小屋前駐車場
- コース状況
- 雨のため、沢が増水していました。
雪がザラメ状になっており、歩きにくかったです。
- 難易度
-
感想コメント
北アルプス南部に位置する常念岳(2857m)ピストンです。
《1日目》
あいにくの雨でしたが、久しぶりにレインウェアの性能を
インプレするつもりで楽しみました。
最初は、なだらかな登りなのでゆっくり足慣らし。
コース途中の沢はかなり増水しており、高巻きしたのでロスタイムが出ました。
2000m付近から雪渓が出現。
じっとりしており足場が不安定です。
(アイゼンは10本以上がお勧め。)
最後の水場からの登りは、ピッケルは使わず、ストックで登りました。
登れたら、しんどい事忘れるのが山の不思議。
やっとこさ着いた常念小屋は貸切!
小屋のおじさんがとても親切にして下さり、まるで自宅のように快適に過ごせました。
お昼過ぎに小屋に到着してから、一気に雨足が強まったので早めに出発して正解でした。
レインは、やはりGOREが一番濡れません!
友人のアクティブシェルは完敗でした。
ゆっくりと夕食を楽しみ、この日は終了。
《2日目》
4:30過ぎにご来光を見てから、空荷で常念岳へ。
頂上からは360度の大パノラマで、本当に美しかったです。
高度を上げるごとに、どんどんアルプス山脈の名峰が顔を出します。
槍・穂高は勿論のこと、富士山まで見えました!!
また、小屋のおじさんが教えて下さった槍ヶ岳~大キレットまでの
間に、雪と山肌の陰影で女性が扇を持って舞っている姿も見ることができました。
あまりにも景色が素晴らしく、約1時間頂上で過ごしました。
下りはピッケルを使用。
終盤は、浮石に注意しながら下山しました。
チングルマなどお花も所々に咲いていましたが、
本格的なシーズンはもう少し先みたいです。
この時期は非常に装備が難しいのですが
例えば靴・スポルティバですと、イエティ、トランゴアルプ、
トランゴS EVOなどで十分でした。
服装は迷ったらウールをお勧めします。
下山後も、安曇野市から常念岳の端正な姿が堪能でき大満足でした。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。