シリセード満喫乗鞍BC
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年06月04日 (火)~2013年06月04日 (火)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 肩の小屋口(120分)蚕玉岳(90分)肩の小屋口
- コース状況
- 雪はザラメ。
稜線に雪はありません。
- 難易度
-
感想コメント
今シーズン最後のバックカントリーに行って来ました!(BCというのが恥ずかしい程に滑れない私です・・・(*ノωノ))
最近、いつにも増して何故だか妙に神経質になっている私・・・お年頃って事かしら?。
「乗鞍に行けば、ゆるゆるになるよ~ ^^) _旦~~」
と言われても、そんな事は無い!と自信満々で言っておりました・・・。
当日。
車からバスに乗り換え、肩の小屋口到着。
おおおお~。雪の白と青空の青とがキレイだ~♪
その光景を見て「ん~。もう登らなくても良いんじゃないかなぁ」と思わずぽそっとつぶやく私。
乗鞍の雰囲気に真っ先に呑まれたのでした。
気を取り直し、板を履いて出発!
風が無く、天気も良くて絶好調。ちょっと歩くと暑くてベースウェアで歩いていました。
肩の小屋が見えてきたら左側にトラバースを取り、歩き続けます。ここから斜度が少しきつくなり、雪もザラメとあって気を付けていてもズルズルと滑ります。スキー板を履いて歩くのにまだ慣れていない私は、ズルズル滑ってそのままコテンと転がってしまう有様。立ち上がろうとするも、足をとられてまたまたコテン。
緊張しながら歩きましたぁ~。
更に斜度が増し、私が滑って降りられない所で板をデポ。ここから歩いて登ります。
竹内さんが先頭で足場を作りながら進んでくれたので、これまた慣れないスキー靴でヨロヨロしながらでも登る事が出来ました。
そして稜線へ。なななんと!雪が無い!!
雪が無いと、スキー靴は更に歩きにくいっ。でも、仕方ありません。
スキー靴で歩いた事がある方はご存知だと思いますが・・・特に雪の無い所を歩くと靴に振り回されるというか、ぐる~んと回されません?
いやぁ~、私油断すると回されちゃいまして(;´∀`)。そうならない様に無駄に力入っちゃいまして、脛、痛いのです。
ぐるんぐるん回されながら、ようやく蚕玉岳到着!後、20分も歩けば剣ヶ峰だね♪、という所で雲が何となく黒い事に注目。心なしか、風も冷たくなった様な・・・。
剣ヶ峰は写真にだけ収め、ランチもひとまずやめて往路を戻る事にしました。
ぐるんぐるん回りながら稜線を抜け、雪が出て来た所で先頭を歩いていた竹内さんが予想外のシリセード!
おっ!!楽しそうだ!!
両足をパタパタさせ、両腕をぐ~んと横に伸ばしてシリセードする姿は・・・
飛行機ごっこ。
しかもみるみる小さくなっていき・・・うぉ~~~!かわいすぎるっっ!!
上で見ていた女子二人、カワイイカワイイの連呼♪
よし!私もかわいくなってみよう!!シリセード開始!!
・・・あ、あれあれ?意外と速度出てるし・・って、うわあああ~~、早い早い!!(注:清水は早い速度に弱い)
早すぎるだろ、これ~~~!!
「ちょっと清水さん、足広がりすぎ~!。かかと使って減速して~!って突っ込むな~!!」
下で待っていた竹内さんに激突。
え!何でこんなに速度出るのよ、足パタパタさせていたのって、ゆっくりだから足でかいて進んでるのかと思ったんだけど。
「違う違う。逆だよ、足で減速してたの」
「きゃあああ~~~~~!」
竹内さんに突っ込んだ私の横を小川さんは、もはや滑落状態でシリセードしていく。
「ちょっと小川さん、大丈夫なの!?」
竹内氏、小川さんを追って走る走る!!
適当な所で小川さん、失速して止まる。
いやいや、なかなかのスリルです。
「足パタパタしてるし、手広げて飛行機みたいにかわいくしてたでしょ」
「はあっ?かわいいって何言ってんの。
足は減速するのに使ってて、手を広げるのは体を回されにくくしてるんだよ。
かわいくとかじゃないから~」
何だ、そうだったのか・・・。その言葉で女子二人、何となく寂しい気持ちになりました。
でも、シリセードは楽しいぞ♪
板をデポした所まで減速しながらシリセード。
ここから板を履いて滑ります。
ところが・・・。いきなり、ゲレンデでもほとんど滑った事が無い斜度。
う~ん、どうやって滑るんだっけ?
とにかく滑らないと降りられないので、ものすごく腰が引けた状態で滑ります。そう、怖いんですよね、楽しいんですけど。
ちょっと滑ってはほうと一息。意を決してまた滑る・・・の繰り返しでやっとこさ登り口まで戻れました♪。
本当はここでランチ予定でしたが、バスが来ていたので麓まで戻り、場所を変えてランチしました。
遠方ですが、のんびり出来て良い一日でした。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















