ヒメサユリを求めて~残雪飯豊

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投稿者
齋藤 千春
浦和パルコ店 店舗詳細をみる
日程
2013年06月26日 (水)~2013年06月27日 (木)
メンバー
他一名
天候
雨/晴
コースタイム
1日目 大日杉小屋(60分)長之助清水(120分)地蔵岳(90分)御坪
     (90分)切合小屋
2日目 切合小屋(60分)御坪(90分)地蔵岳(90分)長之助清水
     (30分)大日杉小屋
コース状況
雪渓コース、一般(種時山分岐)コース共に雪が例年より多いのでアイゼン、ピッケル必須です。雨天時にはガスでルート探索困難でしたので、一般コースをとるのが確実です。
シーズンオフの為、切合小屋で水は補給できませんでした。 
難易度
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感想コメント

初の飯豊は山形県側の大日杉小屋からスタートしました。このコースは特にヒメサユリが多いということで期待大です。

登り始めてすぐに鎖場が現れますが特に難しくはありません。ザンゲ坂を過ぎ、長之助清水で喉を潤した後、御田の杉に手を合わせて登山の無事を祈願します。
地蔵岳からはアップダウンの連続、おまけに雨まで降り出してしまいましたが、道端の色とりどりの花々に励まされながら進みました。念願ヒメサユリは雨に濡れピンクが一層鮮やかでした。

今回は一般道では無く雪渓コースをとりましたが、これが失敗してしまいました。雪が多くしかもガスのためにルートファインディングがかなり困難です。
沢筋を一つ間違えヤブコキする羽目に…。なんとか切合小屋に着いた頃には大雨で本山登頂は断念、早めに休息をとりました。

翌日雨はあがったもののガスで1m先が見えません。残念ですが本山は諦めて下山しました。
帰りは一般道を通りましたが雪がしっかり残っています。疲れが出たのか数メートル滑落してしまいました。恐ろしい!

御坪付近で天気が回復、本山もようやく姿を現しその雄大さにしばし見とれました。
何度も振り返りながらまた戻ってくることを誓い下山の途につきました。

フォトギャラリー

雨でしたがヒメサユリはこの通り!

長之助清水で一休み。

御田の杉。神様が宿っているようです。

イワハゼが登山道を彩ります。

ガクウラジロヨウラク。長くて覚えられません。

地蔵岳の向こうに怪しい雲が。

ミツバオウレン。小さいが存在感があります。

たわわに揺れるタニウツギ。

地蔵を過ぎるとハクサンチドリが現れます。

御坪はまるでダケカンバの庭園のよう。

飯豊のヒメサユリは特に大きいそうです。

みるみるうちに雪渓のガスが濃くなります。

緑と白のコントラストが美しい。

大日岳方面。いつか行ってみたいなあ。

ようやくお出ましの飯豊本山。盟主の出立ちです。

ミヤマキンポウゲがもう一踏ん張りと励まします。

福島方面の山々。

ギンリョウソウ。一ヶ所だけ見つけました。

大日杉小屋に着く頃にはすっかり晴れていました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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