三重県 宇賀川・蛇谷 沢初め

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投稿者
戸田 竜也
アミュプラザみやざき・やま館店 店舗詳細をみる
日程
2013年06月17日 (月)~
メンバー
GRAVITY RESEARCH NAMBA 戸田
岡山ビブレ店 森松
本社 荻野
天候
晴れ
コースタイム
【車】
名神自動車道・八日市IC⇒(30分)宇賀渓キャンプ場
【徒歩】
宇賀渓キャンプ場⇒(40分)五階滝⇒(180分)奥ノ二俣⇒(30分)竜ヶ岳頂上⇒(70分)五階滝⇒(30分)宇賀渓キャンプ場
コース状況
五階滝まで登山道。
蛇谷に入ってからは、一部ロープでの確保が必要な滝も出てきます。
流れが涸れるあたりでまた登山道に戻るのがいいです。
強引に竜ヶ岳頂上に抜けようとるすと面倒なヤブ漕ぎを強いられます。
難易度
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感想コメント

今年一発目の沢です。もう暑くてたまりません。沢で水を浴びざるをえないんです。
竜ヶ岳南面に食い込む蛇谷。
頂上まで抜ければ充実すること間違いなしです。

五階滝までは登山道を行き、滝から入渓。
初っ端からヒルがいたので萎えましたが、今回は被害ゼロ。取り付かれませんでした。
五階滝、いきなりパンチが効いてます。滝の抜け口に立派なボルトが設置されているだけでなく、中間プロテクションまでありました。
これは登らない手はないと思って流心を直登していきましたが、水流が目に入ってコンタクトがズレてしまうので残念ながら巻き。今度はゴーグル必携ですね。
間をおいて滝が続き、全然飽きません。楽しいことこの上ないです。
上部の5mCS滝は、モノの本によると直登できないとなっていましたが、ステミングすれば簡単に越えられてすごく楽しいです。登らないのは勿体ない。ぜひびちゃびちゃイワせながら登りましょう。
奥ノ二又あたりまでくるともう水流も少なく、沢の終わりを感じさせて寂しくなります。
このあたりから中道登山道にハイクアップすれば良かったんですが、まっすぐ竜ヶ岳頂上に向かってしまいました。これが誤り・・・。
沢が涸れたあたりからひたすら藪原が広がっていました。しかも、踏みあとだと思って進んでいたのはシカの獣道で、シカゾーンに踏み込んでしまったのです。
シカ臭い藪の中を掻き分けて頂上まで抜けたため、3人ともすっかりシカ臭くなりました。
たぶんシカの群れの中に入っても溶け込めるくらいだったでしょう。
苦労して立った竜ヶ岳の頂上でしたが、ガスり気味で展望はいまいち。ただ、開けているので気持ちいいです。
帰りは中道登山道。沢靴のまま歩いたのですが、水の中に浸かってないとキツすぎてかなりしんどかったです。下山は軽いアプローチシューズがあるといいですね。

フォトギャラリー

sawanobori

最初は登山道を行きます。

この橋のあたりから入渓してもいいです。

五階滝に到着。

足元はお揃い、5.10 ウォーターテニー。

五階滝。これは直登したかったなぁ。

流れのちょっと左岸側を登りました。ステンアンカーの終了点で安心。

明るい沢です。心が躍ります。

CS滝。

ほぼ流心を辿り、CSの右側に抜けます。

大きい滝。見た目よりは難しくありません。

高いので確保はします。ここにもステンアンカーありました。

蛇谷最狭部?

再びCS滝。巻くより直登したほうが楽です。

アクアステルスのフリクションはこういうステミングに最適!

ゴルジュでは泳ぎます。

最後の大滝。

もうすぐ遡行も終わり。なんとなく寂しくなります。

広大なササ藪。シカゾーンの始まり。

竜ヶ岳頂上。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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