北ノ俣岳~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳~雲ノ平~高天ヶ原温泉
- 投稿者
- 本社 岡田 丈二
- 日程
- 2013年08月13日 (火)~2013年08月17日 (土)
- メンバー
- 本社岡田、その他1名
- 天候
- 初日晴れ、二日目晴れ時々くもり、三日目晴れのちくもり一時雨、四日目晴れ時々くもり、五日目晴れ
- コースタイム
- 初日:折立(300分)太郎平小屋(15分)薬師峠キャンプ場
二日目:薬師峠キャンプ場(20分)太郎平小屋(95)北ノ俣岳(40分)赤木岳(170分)黒部五郎岳(110分)黒部五郎小舎キャンプ場
三日目:黒部五郎小舎キャンプ場(125分)三俣蓮華岳(30分)三俣山荘(90分)鷲羽岳(80分)岩苔乗越(60分)祖父岳(60分)雲ノ平キャンプ場
四日目:雲ノ平キャンプ場(110分)高天原峠(40)高天原山荘(15)高天ヶ原温泉(65)高天原峠(110)雲ノ平山荘(20)雲ノ平キャンプ場
五日目:雲ノ平キャンプ場(160)薬師沢小屋(150)太郎平小屋(200)折立
※歩行時間のみ
- コース状況
- 折立~太郎平:はじめの樹林帯は急登です、ここで息が上がってしまうと後がつらいのでゆっくり歩きましょう。1,876mのピークあたりからは展望が開け、薬師岳や有峰湖を眺めながらの気持ちいいトレイルです。
太郎平小屋から薬師峠まで:ほとんど木道で心地よい。薬師峠テント場は傾斜地のため寝心地は今ひとつ・・
太郎平小屋から北ノ俣岳~中俣乗越まで:よく整備された登山道。
黒部五郎岳への登り:急ですが危険箇所はありません。
黒部五郎岳カールを降りる一般コースを通りましたが、雪渓はありますがカールの登山道には残雪はありませんでした。
黒部五郎小舎:テント場は薬師峠のそれより地面の傾斜が少なく快適。
三俣蓮華岳まで:黒部五郎小舎からすぐ急登です。途中、頂上を巻いて三俣山荘へ向かうコースと道を分けて三俣蓮華岳へ向かう、道標もあり迷うことはなく、ほどなく頂上。
三俣山荘から鷲羽岳:急斜面をジグザグに登る。
鷲羽岳からワリモ岳:ワリモ岳が近付く頃、ロープを張っている箇所があリます。
岩苔乗越から祖父岳は比較的ゆるい登り。頂上はガスがかかると迷いやすそうな地形。
雲ノ平、高天原温泉:雲ノ平はほぼ木道を歩きます。高天原山荘へは小さなピークを二つ越えて高度をどんどん下げてゆきます。長めのハシゴも数箇所あります。高天原山荘からさらに15分歩くと温泉。
雲ノ平から薬師沢小屋:木道が終わると急な下り坂で岩や木の根で段差が大きく、転倒注意。
薬師沢小屋から太郎平小屋は木道と地道が交互に現れます。左俣出合から先がやや急な登りです。
- 難易度
感想コメント
太郎平から反時計回りにテントで4泊5日、歩いてきました。一般的には3泊4日なのでしょうが、どうしてもゆっくり高天ヶ原温泉に立寄りたくてゆとりをもった山行です。
北ノ俣岳、赤木岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、ワリモ岳、祖父岳、と廻るなか、ほぼ展望が利く天候に恵まれ、いい山行となりました。
事前の情報では黒部五郎カールの雪渓を渡ることが必要とのことでしたが、実際は雪の上は歩くことなく済みました。
惜しくは鷲羽岳の次に水晶岳も予定していたのですが、そのときだけ天気が崩れあえなくキャンセル・・・
テント場は薬師峠、黒部五郎小舎、雲ノ平と使わせていただきましたが、どこも盛況で特に雲ノ平はもう張る場所がなく、仕方なく小屋に泊まる方もいらっしゃったようです。
そうそう、このエリアの高山植物は2週間ほど開花が遅れたそうで、まだお花畑が楽しめました。
そして「高天ヶ原温泉」、登山4日目の温泉はこの上ない幸せです。いいんです、入浴後に数時間汗をかいてテント場に戻ることが待っていても・・
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。